絶対にデジタルがおススメ!

確かにポジを使えば発色は良いのですが、今時プロのオーロラ写真家でもフィルムカメラを使っている人はいません。

大きな理由のひとつは感度の差があまりにも大きいこと!
デジタルならISO3200や6400での撮影が可能ですが、ネガの超高感度フィルムがISO800、オーロラ撮影にもっともポテンシャルが期待できるポジフィルムのプロビア400でも、増感適正は+2までですから、ISO1600までと言うことになります。またフィルムの長時間露出特有の相反則不軌が起こるために実際の感度に及ばないわけで、デジタルとの感度差は歴然です。
(相反則不軌=http://tokyo-photo.net/doc/?page_id=500

確かにフィルムならひろびろさんがおっしゃるようにネガよりポジの方が発色性には優れますが、とても正確な露出が必要になるので熟練者向け・・・撮影現場で露出を確認できないフィルム撮影はカメラ初心者のトピ主さんには不向きです。

またデジタルで撮影した写真は撮影後に簡単に露出や発色などをレタッチ(修正)することが可能で、ピントさえ合っていれば簡単に誰でもそれなりの写真に仕上げることができるため圧倒的にオーロラ撮影にはデジタルが有利と言えます。


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1件のコメント

  • オーロラの色

    赤いのもある。

    ノイズの都合でデジタルは赤が強くならないようにしてある。

    肉眼と写真とは別物ですから、

    どう楽しむかに尽きますが、・・・・・。

    売れないフィルムは製造しなくなったので、

    オーロラ撮影に適したフィルムも無くなった。

    昔は荒かったが感度の高いポジがあって、

    打ち上げ花火を撮ったことあります。

    今や不可能に近くなってきましたが、・・・・・。

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    Re: オーロラの色

    赤いオーロラ、綺麗ですよね!
    去年から太陽活動の活発化に伴い強いオーロラが度々出るようになり、赤いオーロラが観れる機会も増えてきました。
    赤は肉眼で見える場合もあれば全く見えない場合もあります。また興味深い事に、同じ赤いオーロラが人によって見えたり見えなかったりもします。

    でもご心配なかれ!例え肉眼で赤い色が全く見えなくてもデジタルカメラでもしっかり撮影できます。
    私のトップ画のオーロラ写真を撮影した時も肉眼では赤は全く見えていませんでしたが、撮影すると赤い色がはっきり出ていました。

    今まで百回位オーロラを観てきましたが、このような赤い色はオーロラの出始めに観測できることが多いように思います。またISOをより高く設定して撮影した方が赤い色がより綺麗に写るようです。
    また、フルサイズなど撮像素子が大きいカメラの方が赤やピンクが良く映ります。

    肉眼でしっかり観ることも大切ですが、高感度デジカメで撮影しながら観賞すると肉眼では見れない色もその場ですぐモニターで確認できることにより、オーロラ観賞の楽しみが倍増します。

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