私は海辺のお家が大好きである。 一歩家から出ると、潮風が頬を撫で 海の匂いがプーンと鼻をかすめる。 見渡せば太平洋の広い海原。 白いカモメがすいと 波間を縫って飛んでゆく。 紺碧の海と空。 ギラリと焼け付く太陽. その光が眩しい。 “ああ、もう夏だね”。 だるい季節も海辺のお家では 安らかな時間が流れる。 konpeki9gatsu@hotmail.com