ＧＰＳカーナビについても意見が分かれていますが！

GPSは私が勤めたアメリカの会社が作ったもので、かかわってはいませんが知るところがあります。GPS は元来、ミサイルを打つために考えられた衛星システムで、戦時は数CM単位で緯度と経度の測位が可能です。民間に開放されているコードは自動車のほか航空機、船舶の運行にはもう欠かせないものとなりました。かつて使っていたロランCは精度が悪く、大韓航空機事件とかもおきたとされています。全てアメリカ軍が管理していて、民間には無料に提供されているシステムです。いまは戦時ではないので精度は落ちていると思いますが、日本などではカーナビはうまく使えているようです。

カーナビは位置情報だけでは使えません。正確な地図情報が必要です。私も興味がありGPS関連のコンフェレンスに出たことがありますが、アメリカ人の常識は、カーナビは精度が悪く使えないというものです。それでよく、カーナビの不正確さによる問題が報道などに出るようです。tsukisimaさんが引用されたものはその類の情報です。日本ではゼンリンという会社が国が小さいせいもあって非常に正確な地図情報を提供したのでカーナビは正確に働きます。ところがアメリカとかオーストラリアでは正確な地図情報があるとは限りません。

特に過疎地のようなところで細かい道路の地図情報は不正確ではないかと理解できます。従って、私がお二人の書き込みを読んだ結果理解するのは、「メインのとおりぬける道路を走るのであればカーナビは働く、小さな枝道に入ると働かない」ということです。

実際にアメリカでGPSカーナビを借りたことはありませんが、ハーツとかならあるみたいです。余分な料金を取られるので借りる気にはなりません。アメリカの道路は市街地はトリッキーなところがありますが、市街地でなければ全く迷うことはありません。私にはカーナビよりも磁石のほうが必要です。

そんなわけで580をお勧めしたわけです。

またまたお邪魔しました。