何年もアメリカにタダで居続けた男の話（実話）

私も実はアメリカで５年間暮らしていた経験がありまして
一番最初は語学学校に通っていました。


当時は今と違って、学生ビザ（５年もの）が簡単に発給されて
いましたから、超金持ちのドラ息子から、それこそ片道チケットと
僅かな資金だけで渡米している貧乏人まで、それはそれは多くの
日本人り・ゅ・う・が・く・せ・いがいました。


私は慎ましい暮らしをイメージしていましたが、実際は違いました
たまたま同じクラスになった金持ちのドラ息子と仲良くなり、彼の
驕りで毎日毎日それはそれは贅沢な暮らしぶりでした。


同じクラスにいた、貧乏人、片道チケット君としておきますが、彼は
タダで暮らす術を完全に身に着けていました。当時の留学生男女比率
は７対３の割合で女子が多く、なんらかの恋愛トラブルを
抱えている女子も多かったのです。


片道君が最初に考え付いたのは、アメリカ人ストーカーに
付きまとわれている女子のボディガードとなり、ほぼ24Ｈ体制で
身辺警護にあたるということでした。女子のアパートに同居して、
食べ物は常にタダ、家賃・光熱費はタダそうこうしているうちに
アルバイトが認められるようになって学費が安く、実質働きながら
通う人ばかりが通う学校へ転校していきました。


片道君のその後ですが、留学していた女子の中から、親が長者番付に
載っている女子と付き合いはじめて、高級車を運転し、高級なお店に
出入りする姿をよく見かけたものです。



今はどうしているのかなとFACEBOOKで検索してみると、出てきました
お友達を見てみると、お金持ちそうな人が多く、日本で暮らしている
ようでした。当時から、新興宗教の信者ではないかという噂がありましたが
お金持ちに取り入る術を本能的に与えられていたんだと思います。


日本社会からはみ出した、日本人の中には、ユニークな人も
多いんだなと感じました。当時の友達の中でも、帰国後に
商売を始めて成功している比率は割と高く、サラリーマン
としてがんばっている人もいますがごく少数です。


掲示板では、書き込んでいる人の素性もわからないし、才能も
分かりませんが、もしかすると、ショーンＫばりのハンサムガイ
かもしれません。ショーンＫさんなら、援助したいと願う
ご婦人は掃いて捨てるほどいるのではないでしょうか？


彼もアメリカに少しだけいて、報道番組でコメントできる地位
まで登り詰めましたよね。バレていないだけで、彼のような
人はまだまだいるような気がします。