陸路ウズベキスタンへ入国する際は、団体の観光ツアーであっても、およそ常識では考えられない程の厳しい税関検査が全員に対して行われる。空港ではこの様な厳しい検査は無く、また、陸路での入国時の場所にもよるとは思われるが、ドウシャンベからテルメズへ行く際の入国時の国境で今回の様なひどい目に遭ってしまった。
つまり、個室内で身体検査を行い、身に着けているもの全てを提出させ、持ち物は全て、個人のカバンの中身も包みもの、チャックも全て細かく調べられた。プライバシーの侵害、個人の人権の侵害があるのでは?と考えられます。
犯罪者や悪意の人物ならば、分かるが、一般の団体ツアーの観光客に対してこの様な検査をしなくてはいけないのか?この検査の目的は何でしょう?
ただし、結果的にツアーの複数人の団体の中で、私だけが自国の通貨(日本円)の申告額が、検査で出てきた額と違うので、そのオーバー分を没収され、また英文の始末書を書かされ長時間拘束されてしまいました。
私の場合、確かに申告額は正確ではなかったが、万一の場合を考慮して、お金を数箇所に分散していた。身に着けている(下着)分、財布の分、カバンの中にも複数に分割して入れていたが、これはあくまで自国の通貨であり、外貨(USドルやユーロ)では無い。よって、自国の通貨(円)の額は正確に把握していなかった。
自分のミスはあるが、その検査のやり方自体は、現在の世界の情勢から考えて、人権上許しがたい行為と思われる。
ウズベキスタン政府宛に、この様な検査の仕方を改善すべく要求しようかと考慮中です。