チケットと搭乗券は別

1.航空券(チケット)と搭乗券(ボーディングパス)を混同しておられると思います。搭乗券ということなら、この場合は4枚です。A都市→B都市→C都市と2便を乗り継ぐ場合、搭乗券(チケットではない)は2枚です。便ごとに搭乗券があります。Aでの搭乗手続きのときにCまでの搭乗券を渡される場合もあれば、そうでない場合もあります。
 
2.今回の場合は、書かれている通りです。ホーチミンが最終目的地であるかどうかは無関係。国際線を下りて、ベトナムに入国、数時間後に国内線でどこかに飛ぶのも、翌日にどこかに飛ぶのも、そのまま市内に滞在するのも、すべて同じ。トランスファーということは頭から外したほうが理解しやすいと思います。成田~ホーチミン(国際線)とホーチミン~フーコック(国内線)は別々と考えたほうがいいです。それが1つのチケット(搭乗券ではない)になっているだけだと。
 
国際線で到着して国内線に乗り継ぐ場合、たとえばバンコクのスワンナプームだと乗り継ぎ客専用のルートがあります。数時間後の便に乗り継ぐ場合はそのルートで、空港近くで1泊する人は一般の入国審査を受けます。でも、ホーチミンの場合は国際線と国内線の建物が分かれているので、スワンナプームのようなパターンはないのです。

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1件のコメント

  • ありがとうございました。

    きぃきあ様

    大変わかりやすくご説明いただきましてありがとうございました。

    これまでトランスファーの経験がありませんでしたので、ご指摘いただきましたように航空券と搭乗券の厳密な意味を考えたこともありませんでした。

    また、スワンナプームの例を挙げていただいたことで、むしろ、それが特別な空港であることを知りました。

    いろいろと、ご教示くださいまして、ありがとうございました。これで、全ての疑問が解決いたしました。

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