差し支えなければ・・ 拝読して、「死にかけた」など、尋常ではない目にあわれていると感じました。 もしよろしければ、支障のない範囲で、どこでどのような被害にあわれたのか、状況などを書いて下されば幸いに存じます。これから行く旅行者にとっても危険予防に役に立つと思います。 イタリアは安全な国と思っておりましたので、たいへんな驚きです。
ひったくりに会った時 ナポリの考古学博物館の帰り道で、ウエディングドレスばかり売る店の少路があり美しさに見とれて歩いていました。小学生高学年くらいの子供2人に斜めがけのショルダーバックを引っ張られ私もバックを握りしめた結果、首から上が車道に出た状態で歩道に押し倒されました。その時車が来るのが見え、咄嗟に目を閉じ私は頭を轢かれると思いました。目を開けると車が10cm程度のところで止まっていました。その時にバックはナイフで紐を斬られ奪われてしまいました。後から考えるとナポリ駅から博物館まで私をつけてきた中年男性が、お金のありかを確認して子供達に指図していたと思います。 シチリアのトラパニという大学町でコンサートの帰りの事です。夜11時頃ですが大学から安宿迄2kmくらいなので、真っ直ぐの明るい国道を歩いて帰る事にしました。対向車線から軽トラがUターンして私の手を引っ張って500mくらい走りました。引き摺られた痛みよりレイブして殺される怖さで、何とか振り切って逃げました。海岸にテトラポッドがあったのでその隙間に隠れていました。男は車で30分くらい探していましたが、暗いので諦めたのでしよう。かなり時間が経って宿に帰ると、女将さんが私のボロボロのズボンを見て、多分町外れの漁師の男だと言っていました。 あとモロッコでもナポリと同じ様な目に会いました。 海外旅行が初めての若い女性とローマの地下鉄で、12歳くらいの女の子8人くらいに取り囲まれました。冬だったのでコートの下に貴重品は隠して、バッグは持たず地下鉄の1日乗車券だけポケットに入れてと指示しました。彼女はおしゃれな皮の小型リュックでローマ観光をしたのです。私は古いコート姿なので2人でしたが、彼女はお金持に見えたのでしょう6人に取り囲まれました。全員両手の指で私達の目をついてきたのです。彼女はホーム近くにいたのでホームに堕ちない様壁際に誘導しました。また狙いは彼女のリュックなので壁に沿って移動し難を逃れました。 そういう私もリュックは良く開けて中の物を取られました。 今は夜行列車を使うよりもLCCを使った方が便利ですが、昔は夜行列車でパリとローマを往復したものです。ユーレイルパスは一等車利用可なので客もほとんどいないため安心てきると思っていました。車掌が1時間に1回くらい巡回するので、安心して寝ていると荷物を荒らされていました。貴重品は首から下げているので安全でした。 また夜行列車の車掌が暇な時、Hな話しをしたりズボンを下げようとしたりするので困りました。 危険は日常生活にも潜んでいます。多少のリスクはあっても興味のある国には行くべきだと思います。私の年齢になると旅で経験した事が懐かしく思い出されます。
鬼気迫る体験談、有り難うございます 読んでいるだけでもハラハラさせられました。誠に有り難うございます。 やはりバッグの斜めがけは引きずられた時に危険だということが分かりました。斜めにかけないようにせねばと思います。リュックも危なそうですね。 また、夜遅くの女性の一人歩きも要注意ということを肝に銘じます。読んでいる他の方々にも教訓になったでしょう。 現在のイタリア各都市は、治安強化に努めているためか、昔よりもましになったという印象を受けます。それでも緊張感を持って歩かないといけませんね。