色あせたコートの襟を立てて わたしの大好きな金延幸子さんという歌手の歌の中に、 >色あせた コートのえりを立てて、うき雲る街に 贈り物を探しに >「雪が降れば/ようこさんにささげる」 という歌詞があります。 この雰囲気まさにドイツの冬なんですよね(今季は暖冬でそうでもないみたいだけど) 日が暮れて、人通りのない路地を歩いているでしょ、そうするとふと視線が行った家の窓(地下室のあかりとり窓)から光がもれていて、そこにはきれいにクロスのかけられたテーブルと、その上にならんだワインが...
暖冬 >(今季は暖冬でそうでもないみたいだけど) そうなんですよ。めちゃめちゃ温かかったんです。最高気温は15℃以上は余裕 であったのでは、と思うくらい。 で、厳寒に備えて(突然寒波が襲ってくることもあるかと思って)持って行った 大量の使い捨てカイロがアダとなり、消費するのに必死ってことに。 「あまるんだったら(宿の人とかに)あげれば?」と連れは言うのだけれど、 『たったの一回使っただけで酸化鉄の残骸になる暖房(?)用具(恥ずべき アメリカ資本主義経済のしっぽ)』など、ドイツ人に見せたくなかった(笑)ので。 本当にカイロとの戦いでしたわ。
私はカイロと無縁です。 寒さは人により違いますので私の考えが良いと言い切れませんが、 私はカイロはー31度のグリーンランドでも持ってゆきませんでした。 日ごろの鍛錬もありますが、遠赤外線の下着、靴下の重ね着で相当な寒さは防げます。 電池の消耗もその時の寒さでも体温でカメラは暖めていましたのでカイロは必要なしでした。 今回の北極圏もドイツ同様異常な暖かさで2月にー40度になるフィンランド内陸でも11月にー2度と防寒具が全く無駄になりました。 ただ異常気象なのでいつも甘く見ると何が起こるかわかりませんので用意だけはする必要があります。 私は6時半のTV体操の後隣の駅まで毎日シャツの上にジャンパーだけを着て歩いてきます。 70歳を過ぎても毎年人間ドックで計ると肺活量は増えていますので、若い方は鍛錬次第で可能性は私よりはるかに多いです。
ドイツの冬かぁ どんなだったか、ほとんど忘れてしまいました。 雪はあまり積もらなかったような記憶があります。 単にわたしが住んでいた地域がそうだったのかもしれませんが。 空はどんよりと雲が垂れ込めて人通りもなく、古い教会の裏手には、 そこがカトリックだったころの名残か、石の磔刑像がひっそりと立っている、 というのが、わたしの持つ晩秋のドイツのイメージです。 ドイツのプロテスタントの教会は、どこかずっしりと重いような気がします。 去年の9月、教皇の行幸を避けてアウクスブルクを訪れましたが あそこはバイエルンでもプロテスタントの町なんですね。 今回、初めて気がつきました。
Augsburg >あそこはバイエルンでもプロテスタントの町なんですね。 ザンクト・ウルリヒ/アフラ教会が一つの敷地に新旧両教会が建っているのでそういう印象をもつのかもしれませんが、市内の信者の大多数がカトリックです。
コートの襟を立てて ドイツの冬って、そういう哀愁を誘うイメージがありますね。 昔、イルカさんの歌に、「窓の外は雨、雨が降っている・・・」という のがありましたが、日曜日朝の旅行番組で使われていて、とても良い雰 囲気でした。その番組は有名な作家の足跡を探るみたいな感じでした。 懐かしいです。
哀愁 >ドイツの冬って、そういう哀愁を誘うイメージがありますね。 とてもとても暗く長く厳しい冬の寒さ。だからこそ、ふとしたきっかけにめぐりあう人にやさしい気持ちになったりするんでしょうね >あなたのさみしさを いやせる人は >水にゆがんで とらえられない >金延幸子「雪が降れば/ようこさんにささげる」