最近の日本人旅行者は、現地で調べたりしません。
全部、日本で、検索したとおりに旅をしています。
また、海外に出ても、自分で歩いて、旅行代理店で調べることをしないようです。
ま、それだと、現地の人とのふれあいがなくなりますから、旅の面白さが半減。
というか、海外で現地の人と話をしないなら、海外に出ないほうがいいです。
ところで、今日、南米からメキシコの航空券のことに答えていて、
「地球の歩き方」掲示板の参加者が、現地の旅行代理店で、
航空券の値段を調べて発表したら、面白いだろうなー。
と思いました。
僕は、あちこちで、旅行代理店に飛び込んで、値段を調べ、面白いルートが無いかチェックし、
自分で購入しています。
例えば、南アのケープタウンで、
ケープタウン発、ウィントホック(ナミビア)経由ロンドン行きの切符を見つけ、
それを買って、ロンドンへ行きました。
『ケープタウンからナミビア経由ロンドン行きの一年オープンの往復航空券を、飛ぶ前日に買う』
http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/africa/buy_tickets.htm
>>ロングストリートの「アトラストラベル」へ行って、明日(7月9日)出発のエアナミビアを買う。
>>09 JUL 1996 (火) Capetown 12:45 → Windhoek 15:00
>>12 JUL 1996 (金) Windhoek 21:45 → London(Heathrow) 07:45
>>この切符は1年オープンの往復切符。
>>もちろん僕は南アに戻ってくるつもりはないので、帰りの予約は入れない。
>> 復路は放棄するわけだが、旅行代理店の女性も、それは納得済み。
>> 切符の値段が2300ランドだが、出国税などが137ランドかかって、合計2437ランドになる。
>>ここで確認してみよう。
>> 1996年7月の対ドルレートは1ドルが110円程度。
>>この日にトラベラーズチェックを両替したら、100ドル(1万1千円)が422ランドだった。
>> 1996年7月時点では、1ランドは26円だ。
>>それでは計算しにくいので、僕は25円と考えていたけどね。
>> 計算すると、航空運賃は6万3千円程度だね。
>>でもまあこれで、ウィントホックへも立ち寄れて、ロンドンへ行けることを考えれば悪くはない、と判断した。
もちろん昔の値段ですが、
いま、いくらなのか興味あります。
航空券の値段は、みんな興味があるもの。
しかも、現地の店頭で、いくらで売ってあるのか、知りたいですよね。
こういう情報を入れると、旅行記を書いても、読者の役に立ちます。
ですから、例えば、
「エクアドルからメキシコシティまでいくらですか」
と書いても、読者は面白くない。
でも、いま、○○通りの「××トラベルで相談したら、△△ドル(円、ペソ)でした
という情報を書けば、みんな、興味を持って読んでくれるのでは?
すると、答える方も、「僕の時はいくらでしたけど、高くなりましたねー」
などと、話が盛り上がりますよ。
ということで、特に、海外から書くときは、現地情報を具体的に
入れたらいいと思います。
コレカラはそうしませんか??
みどりのくつした