ケータイを持ってる物乞い。

ダッカでの出来事です。
朝ご飯を食べた後、道端に座り込んで日記を書いていました。
しばらくして、両膝から下のない男がゆっくり、ゆっくりこちらにやって来ました。
そして、私の真ん前に座りました。その距離3m。
「なんで俺の前に!?」
知らんぷりをしていましたが、顔を上げた時に男と目が合ってしまいました。
男は、親指・人差し指・中指を擦り合わせます。
「金をくれ!」という事です。
仕方がないので5TKのバクシーシをしました。
しかし男は「もっとくれ!」と要求してきます。
「もうやらん!」無視しました。

しばらくして男を見ると、ケータイを取り出して電話を掛け始めました。
「ケータイ持ってんの?」
唖然としました。
「あなたは、プロなんですね。」
いい経験が出来ました。





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