ミュ-ジカルの最高傑作 純丘 曜彰さん、今晩は。 「サウンド・オブ・ミュ-ジック」、風景と歌がマッチしてメロディをつい口ずさんでしまうほど心に残るミュ-ジカル映画です。 ロケ地も撮影された当時とあまり変っておらず、映画のままの雰囲気が伝わって来て、訪ねて行った甲斐があり、このままずっと残しておいてほしい風景です。 ザルッブルク、大好きな街の一つです。 特にノンベルク修道院の前のベンチに座って過ごすのんびりした時間がたまらなく好きです。
中米のトラップファミリーロッジ(蛇足) nontaさん こんばんわ ブラジル行きの準備も、おかげ様ですすんでおります。 nontaさんが絶賛した、レンソイスも楽しみです(ツアー申し込みは現地にて・・の予定) サウンド・オブ・ミュ-ジック いいですよね。 映画の1シーンに、マリアさん(本人)が出ているのをご存知ですか? ♪「自信を持って」を歌いながら、乗り込んだバスの窓に、通行人として登場?しています(一瞬ですが) マリアさん本人は「温厚な主人が、暴君のように描かれた」と映画に、良い印象を持たなかったそうです。 撮影当時、ザルツブルグの街中に「ナチスの旗」を掲げたことも、市民感情を悪くしたそうです。 (この映画は、地元ではあまり人気がないらしい) とはいえ、名曲と美しい画像に魅了された人は沢山いますね。 中米、コスタリカの モンテベルデ自然公園そばに「トラップファミリーロッジ」というロッジがあります。 宿泊はしませんでしたが、TVでみた マリアさんが経営していたロッジに似ているなあと思いました。 私の疑問 トラップさんは、海軍将校という設定になっていましたが、オーストリアって、海が無かったような?? 第一次世界大戦中は、あったのかしら?
昔、オーストリアは強大なワルだった。 戦前のオーストリア・ハンガリー帝国は、もっと大きかったんですよ。 トラップ氏の出身は、アドリア海岸(現クロアチア)の港町。第一次世界大戦では、潜水艦の艦長として活躍した。その後、オーストリアは海を失い、トラップ氏も軍人としての地位を失った。しかし、妻の実家が大金持ちだったので、その後も優雅な生活を続けることができた。 ナチスドイツは、イギリスと戦うべく、潜水艦の艦長として天才的なトラップ氏を再登板させようとした。トラップ氏は、ドイツのナチスとは別の大オーストリア国粋主義者で、祖国でもないドイツのために戦って死ぬつもりはなかった。 一家は、山越えの後、北イタリア、南チロル山中のサンジョルジオ村に潜伏。トラップ氏の生まれた港町が、当時、オーストリアではなく、イタリアに変わっていたために、マリアを含めて、一家はイタリア国籍を取得することができた。だから、彼らは、合衆国には、オーストリア人としてではなく、イタリア人として入国しています。このときの一家の入国記録は、公文書館のものを直接に確認できます。 この話が地元で人気がないのは、ザルツブルクやトラップ氏の複雑な政治的事情が映画では抜け落ちて、一方的に、善玉、悪玉にされてしまっているため。ザルツブルクの街は、歴史的には、いずれの国からも独立した大司教区で、ナポレオン戦争以後、ウィーンを中心とするオーストリア帝国にずっと占領され、トラップ氏のようにカネを持ったオーストリア人に支配されていた。つまり、オーストリア人は、ドイツ人以上に、ザルツブルク人の敵だった。地元の執事やロルフがナチスに入って、ドイツ人を招き入れたのも、故郷ザルツブルクをオーストリア人支配から解放するため。一方、トラップ氏は、もともとザルツブルクに愛着もなにもない。 執事は、どんな思いで、年来、成金のトラップ一家に仕えていたのか。徴用されるかもしれないトラップ氏はともかく、将来をともに誓おうと思っていたリーズルまで、簡単に街を捨てて去ろうとしているのを見て、ロルフがどう思ったか、どんな思いで警笛を吹いたのか、何度も見るなら、そういうことも、歴史的背景とともに考えてみてくださいね。
Re:バスの窓に、通行人 nontaさんでなくてごめんなさい。 このテーマだとつい口を出したくなりまして…(^^ゞ >バスの窓に、通行人 それは知りませんでした。 今日夜にでも観てみます。 あと2箇所あるのです。 一つはバスに乗る前大聖堂前からレジデンス・プラッツに歌を歌いながら歩いて来る場面。 (建物の上部がアーチ状になっている所) に民族衣装を着た若い3人位の女性の後ろに高齢の人が歩いています。 その人も本物のマリアさんということです。 もう一つ市場のシーン、私には分かりませんがマリアさんがいるとのことです。
いよいよですね。 のり-たさん、今晩は。 いよいよ出発ですね。 何もかもスム-ズに行けばいいですね。 レンソイスの景色、奇麗ですよ。 「サウンド・オブ・ミュ-ジック」、歴史的な背景は純丘曜彰さんにお任せするとして、ビデオを取り出して「自身を持って」のバスの場面を見てみましたが、バスの中の人ではないし、見つけられない? 又じっくり探してみます。 手術でもう声が出なくなってしまったジュリ-アンドリュ-ス、日本に来た時にディナ-ショ-があったのですが、この次にしょうと行かなかったのが悔やまれます。
Re: ミュ-ジカルの最高傑作 なにもない丘でこそ、サウンド・オブ・ミュージックが聞こえる、向こうが見えない山だからこそ、その山を越えて行こう、というテーマが全編に貫かれていて、近年、曲の寄せ集めのミュージカルが多い中、いまでも、とても完成度が高い作品のひとつだと思います。 とはいえ、いくつか気になることを言えば、あれ、ドイツのもとの映画『菩提樹』の設定に引っ張られて、マリア=自由奔放、トラップ艦長=軍人の堅物、となっていますが、いろいろ読んでみると、どうもほんとうは逆だったのではないか、そして、逆の実話の方が、出来事の意味もよく理解できるのではないか、と思います。つまり、マリアの方は、幼くして両親を失い、すぐに修道院学校に預けられ、家族愛も知らず、修道院の仲間とも溶け込めず、ガチガチのクラッシック音楽ファンで、一人で山を歩くのが好き、というような、どうも他人とうまく関わりもてないような人。一方のトラップ艦長は、アドリア海の漁村育ちで、みんなでわいわい騒いで、大声で歌うのが大好きな陽気な人。子供たちも、母親が亡くなって以来、もうデタラメ放題という状況。だからこそ、修道院から出ることをしぶるマリアを招いて、しつけに当たってもらった。そして、子供たちは、音階やハーモニーの秩序によって歌がより美しくなることを知り、また、マリアも、そこに初めて自分が調和できる居場所を得る。 ミーハーにただロケ地を追っかけて廻るのではなく、実話であれ、フィクションであれ、ある物語が根付いている風景の中に自分も身を置いて、その風景の中にいた人々の思いを考えてみる、というのは、とても楽しい時間です。あの高台の修道院の前のベンチも、きっとあのマリアという人が、同じように座り、街を見下ろしながら、修道院の外など知らない自分に七人もの子供たちの家庭教師がつとまるだろうか、また、家族というものを知らない自分が、修道女を辞めて、人の妻や母親になれるだろうか、何時間も、何日も、思い悩んだことでしょうね。
シューベルトの菩提樹とサウンドオブミュージックの偶然 サウンドオブミュージックは高校の頃に好きになった映画。 私が大学の時母の友達の家と私の家と家族付き合いしていた。 ある日母の友達の家に遊びに行くとそこのご主人がディートリッヒ・フィッシャーディスカウの【ドイツ歌曲のすべて】というのを聞かせてくれた。 レコードを1回聞いた私はその中にあったシューベルトの菩提樹が好きになってしまった。 【その頃サウンドオブミュージックと映画菩提樹の関係は知らない】 そしてそのレコードをすぐ買い意味も分からないままドイツ語で丸暗記。 常にお風呂で又1人家にいるとき口ずさんでいた。 その後10年たったかどうか分かりませんが映画【菩提樹】を元にサウンドオブミュージックが作られたことを知る。 映画菩提樹に付いて調べてみると菩提樹は日本でつけられた題名と知ったわけですが何かの力によって知らされたような気が今でもしています。 今でもシューベルトの菩提樹だけは歌詞を見ずに歌えます。 出来れば冬の旅全曲丸暗記して歌いたいと思っていますが無理なようです。(笑)