誤解を解くこと めーじむらさん、こんばんは 日本人が「遠慮」で「謙虚」である事について、ちょっと違和感を持っています。 よく海外で、日本人が皆「シャイ」であると言う事を聞きます。 しかし、私が感じるのは「英語が通じないとみっともない」「変な事を言われると笑われる」といった理由から、英語(外国語なら何でも)で話すのをためらっている様に思われるのです。 でも、「みっともない」「笑われる」と感じるというのは、自分のちっぽけなプライドを必死に守っているだけではないでしょうか。 嫌われようが、疎んじられようが、積極的に話していく姿勢があれば、風評被害による誤解は解けていくと思うのですが。 私もプライドを捨てしつこく聞き返して、笑われる事をジョークに変える気力を持つ事を決心した時、英語力が大分向上したように感じています。 ちなみに我が家では、かみさんは結構な金額を使って英会話を勉強しているくせに、海外に行くと私を前に押し出して後ろに隠れています。もちろん英会話などは習わせてはくれません。 しかし、今回のヘリ・ハイクのツアー料金はかみさんに出してもらったため、頭は上がりませんが(笑)。
日本人を前にして英語を喋らないとといけない気恥ずかしさ。 >でも、「みっともない」「笑われる」と感じるというのは、自分のちっぽけなプライドを必死に守っているだけではないでしょうか。 プライドと言っていいのかどうかは判りませんが、慣れるまでは「下手な英語である」事を自覚しているため、周りの目が気になる・・・自意識過剰になりますね。 「ひょっとして自分より上手に喋れる人が居るのではないだろうか?」 「あ、今の一言は文法的におかしいかも・・」 「エエ格好していやがって」・・・なんて思われていないだろうか?」 昔々、京葉線の舞浜駅から乗り込んできた台湾人の若者たちが近くの人に「ナリタ、ナリタ」と聞いたいました。どうやって成田に行けばよいのかを聞いていたのですが、誰も返事をしません。 勇気を振り絞って、私が立ち上がってドア上の地図を使い、下手な英語で一生懸命説明したのですが、その間、家内と息子達(当時小学校低学年)は「あの人は他所の人」的な態度でした。 家内は後で「(自分は全く話せないのに)下手な英語で説明しているので恥ずかしかった」というではありませんか。 まあ、家族といえどこんなものか・・・と悟った振りをするには、ちょっと世知辛い(?)体験でした。 当然周りの乗客も同じ様な見方だったのでしょう・・・ おまけに、説明を終わって席に戻ろうとすると、すでに、知らぬおじさんが座って寝た振り・・・・これにもアゼン。 >私もプライドを捨てしつこく聞き返して、笑われる事をジョークに変える気力を持つ事を決心した時、英語力が大分向上したように感じています。 私の場合今でも「黙っていることは良くない」と自分に言い聞かせています。 ただ、今回の津波や原発事故などについては、会話の一瞬の話題には参加できても、しっかりと説明することはできません・・と言うのも日本語ででも何をどう説明すべきか、未だに整理ができていませんので・・・ この夏休みは福島県の高湯温泉に行って来ました。 旅館の方からはすごく感謝され、温泉付近は設備などには大きな被害はなく、ライフライン遮断が一番問題だった・・とお聞きしたのですが、単に温泉に宿泊しお土産を買った程度も喜ばれるなら、次回は宮城辺りまで足を伸ばそうかと思います。
お互いがんばりましょう 内蔵介さん、こんばんは > まあ、家族といえどこんなものか 多分こんなものなのでしょう(笑)。 みんなで恥をかける家族になれるといいのですけどね。 本当の恥は何も言わない/言えないことだと思いますがね。 > 今の一言は文法的におかしいかも これは、考えないほうがいいですね。デタラメな時制で話されたため、意味の分からない英語を世界各地で聞かされていますから、気にしないほうがいいですよ。 > 日本語ででも何をどう説明すべきか、未だに整理ができていませんので これだけは、大本営至上主義から脱却して、自分の見解を持つべきだと思います。 政府が信用できないからとだけ言って、自分の思考を停止しているバカモノが多すぎます。 > ライフライン遮断が一番問題だった ライフラインって面白い日本語ですよね。 英語で言えばたぶん、「Public infrastructure」なんでしょうけどね(笑)。 ご意見、ありがとうございました。
困っている人を助ける親父を褒めろよ!(笑) > 家内は後で「(自分は全く話せないのに)下手な英語で説明しているので恥ずかしかった」というではありませんか。 > まあ、家族といえどこんなものか・・・と悟った振りをするには、ちょっと世知辛い(?)体験でした。 あちゃー。他人事ながら、目の前が暗くなる気分です。 奥様がそう思われるのはまあ仕方ないとして、もしもそれがお子様にも影響されるとしたら、ちょっと残念です。 内蔵介さんは、お仕事で英語を使われてる方じゃなかったでしたっけ?? それと、英語うんぬんの前に困っている人を助ける方に意義を見出して、子供の前で父親を讃えるっていうのが、日本ではないと言われてますよね。たいてい、お父さんって駄目ねぇ、とか。 英語で何か尋ねている人を見て逃げ出しちゃう生徒・児童と、何とかコミュニケーションを取ろうとしている生徒と、どちらも見かけましたが、後者の方には教育(学校あるいは家庭)が少なくともこの一点に関しては適切な方向で行われていると安心しました。 語学力は自習で成果が上がることもあるでしょうが、結局はコミュニケーションの道具であって、何のためにコミュニケーションを取るのか、必要性、意義が先になければ、語学力は知識としては向上しても、現実的な意味はないと考えています。 英語のテスト(ペーパー)でいくら良い点を取っても、ですね。^^;)
温度差 内蔵介さん、こんにちは > 私の場合今でも「黙っていることは良くない」と自分に言い聞かせています。 逆の状況を考えて、僕がブラジルとかイタリアとかで困った時に、みんな知らん顔してるけど一人だけわざわざ席を立って片言の日本語とポルトガル語(イタリア語)と英語とを駆使して、なんとか説明してくれる人に出会ったら、とっても嬉しいと思います。 知らん顔している他の人たちに対しては、確かにちょっと寂しい気はしますけど、判らなくは無いので非難したり悪い印象を持つ事は無いと思いますけど、一生懸命説明してくれた人が『仮に』全く英語や日本語が判らずポルトガル語一本だとしても、とても感動すると思います。 (日本の場合の『英語』は、「あいつ、ちょっと英語が出来るからってカッコ付けやがって・・・」とか、「あんな下手な英語ででしゃばって・・・逆にカッコ悪いじゃん・・・」という部分がどこかにあるような気もするので、『他の国で困ってる日本人』とは若干状況が違うかもしれませんが・・・・) それとは別に国内(アメリカ)に居て、「あなたもしかして日本人ですか?僕/私、日本語を少しだけ勉強してるんです・・・コンニチワ・・・オゲンキデスカ・・・」と話しかけてくる、あからさまに僕を教材にしようとしてる人(たまに居ます・・・と言うか少なくは無いです)・・・・正直な話、ちょっと面倒(うざったい)ですね・・・。 > と言うのも日本語ででも何をどう説明すべきか、未だに整理ができていませんので・・・ 僕も、同様です。 知人でTsunamiのチャリティを2度ほど開催した人が居ます。 数ヶ月前(地震の2ヵ月後位)、お客さんがTsunami話題を話しているのが耳に入ったので、つい聞き耳を立ってていたのですが、僕にはとてもついていけないほどの高度な原発事故の分析とか、地震被害状況と原発被害状況の統計とかの『世間話』をしていて驚きました。 (『世間話』としたのは、彼らはIT系のビジネスをしていて、決して原発や災害復興などの専門家ではなく、レストランへ食事に行く前にたまたま日本の震災話題を話していたというだけだったからです) マリブの高級ショッピングモールで、ガンバレ(日本語)Japan、Tsunamiと書かれた高そうなポロシャツ(Tシャツではなく)を着ていた女性をたまたま見かけたので、「ありがとうございます。僕、日本人です」と声をかけたら、「このポロシャツの売り上げは直接被災者に渡るように赤十字経由ではなく全額XXX団体へ送られて現地では・・・・」と義援金が渡される経路などについて詳しく説明をしてくれて(勿論、僕なんかよりもずっと詳しかったです)、こういう人たちは僕が日本人だからという事で話題に関するSympathy(共感、共通性)は感じても、僕が日本人だから彼らよりも詳しいだろうという意識は全く持っていないように見受けられました。 以前どこかでも書いたんですが、家内の友人が仙台在住で(夫がアメリカ人)、高齢のご両親が気仙沼に住まれていました。 奇跡的にご家族全員無事で数日後に避難所で再会しましたが、避難所生活です。 (ただ、家内から話を聞くととても明るい人で、ご自分やご家族の苦労話を友人たちにはジョークにして笑い飛ばしているようです) 日本国内でも温度差(情報差、感覚差)がかなりあると思うので、外国に置いては更に大きいと思います。 (前述のように『一般の』日本人よりもはるかに詳しいアメリカ人も沢山居ますし・・・ただ節電とか電力不足とか風評被害とか『被災地以外の日常生活』に関する情報は英語情報ではほとんど無いに等しい状態ですが・・・・) 僕に言えるのは、「僕はそこには居なかった・・・僕には語れるだけの情報は無い・・・・ただ、日本へのご支援ありがとうございます」しか無いんです。
同じような経験をお持ちで・・・ わたしも、地下鉄の中で英語のからむ事件に遭遇したことあります。 普通につり輪につかまって、立っていると、 前の座席に座っているやーさん風のおじさんが 「にぃちやん、にぃちゃん、英語しゃべれるんかい?」 と話しかけてきました。 失礼な奴やなぁと思いながらも、 「少しだけなら」 と答えると、 「あんたの横に立っている外人はん、どこから来たんか聞いてゃ」 と言われ、横をみると確かに外人さんが立ってました。 「さっきから、気になってしゃないやぁ、にいちゃん、聞いたってや」 と言うので、一応どこから来たのか聞きました。 すると、さらに、 「なんで大阪に来たんか、聞いてゃぁ」 と追い打ち。 しばらく、このおっさんに付き合わされました。 周りのみんなは、ダンボの耳になってたでしょうね。 だんだんあほらしくなってきたので、目的地まで乗らずに、途中駅で降りましたが、 質問された外人さんも不幸なことで・・ 私は、恥ずかしい限りで・・・ 人生、いろいろありますねぇ(*^^)v
Re: 誤解を解くこと ま~おじさん、おはようございます。 > 日本人が「遠慮」で「謙虚」である事について、ちょっと違和感を持っています。 「英語が通じないとみっともない」「変な事を言われると笑われる」・・・その通りですよね。 (くどいですが・・・)お国柄と申しましょうか、やはり日本人は「謙虚」「遠慮」だと思います。 日本人は、のりーたさんが紹介されたような仏・伊の方々のような露骨な態度はあまりとらないのでは・・・? (むしろ「我慢」してしまう・・・) > よく海外で、日本人が皆「シャイ」であると言う事を聞きます。 「シャイ」なのは「若者」ではないでしょうか? 今の日本の若者は「無謀」とも思われるような旅行をしますから・・・ (私は「危険」だと思いますし、ちょっと極端ですが無謀=下品と思われるような気もします。) また、TVの旅番組は相変わらず「笑いを誘う」ような事をして、それこそ「品位のない」言動を海外でも平気でしますよね。 (あのような旅番組はやめてほしいと思います。 日本人の「品格」が段々下がっているのが情けなく思います) > 嫌われようが、疎んじられようが、積極的に話していく姿勢があれば、風評被害による誤解は解けていくと思うのですが。 その通りだと思います。 (そのためには「英語力」が・・・) > 私もプライドを捨てしつこく聞き返して、笑われる事をジョークに変える気力を持つ事を決心した時、英語力が大分向上したように感じています。 「ジョーク」で想い出すことがあります。 1つは5~6年前、夫婦で「ラスベガス・グランドキャニオン」へ行きました。 ラスベガスのホテルで泊まったのですが、早朝二人で散歩して無料トラム(だったと思います)に乗りました。 黒人のどこかのホテルの従業員だと思われる男性が乗って来まして、我々の前で大あくびをして「失礼」と云う表情をしました。 私はとっさに(下手な英語で)「ラスベガスは一日中昼みたいなところですが、今は早朝なのでラスベガスも寝ていると思います。」(「あくびは仕方がない」と弁護したつもり)と云ったら、黒人男性は大声で笑いながら「ありがとう」と云って、次の駅で降りて行きました。 2つ目は今年6月渡米中の事です。 昼食後のデザートが出た時、婿のお母さんが「デザート(大好きなチーズケーキ)を食べたいけどお腹いっぱい」と独り言のように云うので「男性の胃は1つしかないが女性はデザート用の胃があり、貴女のデザート用の胃はこのチーズケーキにぴったりだ」と云ったら「サンキュー」と云って嬉しそうに食べていました。 まー、こんな調子のジョークは出るのですが、肝心の「入国審査」時などはむしろ家内の「ヒアリング」が勝るので、情けないです。(笑)
そうですね なるほど、いろいろ思い当たる節があります。 お互いに微力ではありますが、自分たちのためそして日本のためにがんばりましょう。