「誤解→津波は、とっても大きな波」は、認識を改めるべきですね

> 映画で見るような・・・北斎の「波 富士」みたいな形の大波ではありません

大津波と言うと、大怪獣が海から現れるときに、ざっぱーーーん!と大波を蹴立ててくるようなイメージがあって、稲村ジェーンが TSUNAMI のようなイメージもあるかと思いますが、そうではありませんね。(余談ですが、TSUNAMI のメロディーには違和感が・・・。)

気象庁サイト
津波について
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq26.html
このサイトの最初の絵が、上記のようでちょっとまずいんですが(笑)、その後からの図をご覧ください。

「波浪と津波の違いは何ですか?」に書かれているように、ざぶんざぶんと波が来る波浪と違って、津波は「海底から海面までのすべての海水が巨大な水の塊となって沿岸に押し寄せること」と書かれている通りです。
多くのみなさんもテレビなどでその画像を見ておられるように、断続的ではなく連続して押し寄せてきます。
それと同時に「津波の高さ」は海岸での高さであって、実際には陸地を進んで行けばより高い場所まで届きます。
それが「遡上高」で、今回の津波では約40mとなっています。(津波の高さの倍以上)

以上、上記サイトは是非ご覧になっていただきたかったので、のりーたさんのコメントをよい機会として、ご紹介させていただきました。

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2件のコメント

  • Re: 「誤解→津波は、とっても大きな波」は、認識を改めるべきですね

    Ice-Cubeさん、渡米ではお世話になりました。

    津波の事、私も勉強になりました。

    私は小学生の時に「伊勢湾台風」に遭いました。
    よく遊びに行った堤防が決壊して「川」のように海水が流れてくるのを、
    避難した鉄筋コンクリートで出来た小学校校舎から眺めていました。

    大変怖い思いをしましたので、家を建てるなら「高台」と思っていまして、
    今は高台に住んでいます。

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    高潮や川の洪水も危険ですね

    台風が来ると、激しく大波が打ち寄せる海岸で中継してみせるマスコミがいますけど、そのうち誰か犠牲になるんじゃないかと懸念しております。
    ああいう中継するから風雨がひどくなってから、屋根に上ったり、船や田畑を見回りに行ったりする人がいるのではないかとも思います。

    台風の場合も確かに波浪は見た目が派手で危険が差し迫っていることがわかりやすいですが、高潮(台風でなくても起こります)などは海面がじわじわ、あるいはずんずん、盛り上がってきて、堤防を越えたらもうどうしようもないことになります。
    河川の洪水も同様ですが、河川の場合には雨が降っていない下流で増水して堤防を決壊させることもあります。
    私は避難してはいませんが、晴れた日に決壊した川を家が流れて行くのを対岸から見ていました。
    地元の放送作家の手によるテレビドラマにもなったので、ご存知の方も多いと思います。

    生まれ育った家は伊勢湾や狩野川で床下、床上浸水してましたが、今の我が家はとりあえず浸水やがけ崩れ、液状化が起こらないはずの場所にあります。
    昔から見てきた沼地や崖下(近所に限らず)に今はマンションが立ち並んでいて、何も知らずに買っちゃったんだなぁ、と気の毒に思っています。

  • 勉強になりました 

    Ice-Cubeさん こんばんはです
    >波浪と津波の違い
    良くわかりました!

    後日「黒い壁みたいなもの」の写真を見せてもらったのですが
    町並みの上に 1匹の黒竜が横たわって・・・ という感を受けました

    押し寄せる時もすごいんですが 波が引いていく様も凄かったようです
    はい 


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