スイスについての些細な疑問 みなさん こんにちは 事故について現地の報道を検索していたら、ごく些細なことながら、 疑問を持っことがあったので、質問させていただきます。 (質問するまでもなく、ふ~ん、そんなものかな、という、おぼろげながらの理解はあるのですけど) 1)重篤な患者はジュネーブとローザンヌに運んで集中治療室で治療することにしたようですが、 事故現場からすると、スイス中部の町に先進の医療施設があれば、そちらの方がだいぶ近そうです。 ジュネーブとローザンヌに運ばれたのは、少なくとも6人はいたようです。(9人かも知れない) 設備の整った医療施設は中部方面にはない? それとも満室だった? 天候の関係でヘリが行けなかった? 2)スイスの仏語メディアでは、 氷河急行は、特に日本人観光客に人気の路線だとの記述が散見されるけど、 スイス人の認識では、これって、一般的? また、実際の乗車人数比率も、日本人が多いの? それとも、今回、たまたま日本人団体が多く乗車している客車が脱線して けが人比率が多いから、結果につられて出した評価? 旅行の仕方がヨーロッパ人と日本人は違うから、 日本人の旅行パターンとして、日本人は列車に乗ることになるのかな? ちなみに、けが人の詳細は、現地報道から、 スイス人 5人、スペイン人 4人、オーストリア人 2人、インド人 1人 ほか30人ぐらいが日本人。 (スイスは、仏語圏を少し観光した程度です。 私は、山を列車から見ようとは思わない立場の人間です。)
Re: スイスについての些細な疑問 mamoruさん、おはようございます。 私共夫婦は氷河特急脱線事故の前の週(17日)に乗りました。 私共は某旅行社のツアーで参りましたが、添乗員さんは25年の 大ベテランでガイド役もしてくれて(毎日手書きメモを呉れまし たが、これが大変役に立ちました)大変楽しい旅行でした。 「2)項」につきまして: 私が見聞きした限りでは、氷河特急やベルニナ線を盛り込んだ日本の ツアーは旅行各社の競争になっています。 (旅行社のパンフをご覧下さればお分かりかと思います) ですから、日本人観光客の予約は相当数と思います。 そして、あちらこちらで「中国語」「韓国語」の表示がありますので、 その国の旅行者も多くなって来ていると思います。 ヨーロッパ各国からは、陸続きですので「車」でスイスへの旅行が多いようです。 (前述の添乗員さんが云っていました) あちらこちらで各国のカープレートの車を見かけますし、旅行中の観光地や宿泊 したホテルの駐車場にはスイス以外の車も多かったです。
みどりのくつしたさん、ぼうふらおじさんさん、レスありがとうございます 報道から、見えてくるスイスのシステムや考え方 1)救急体制 今回出動したヘリ9機、救急車11台、医師15人、救急専門看護師30人、 消防士70人、警察官40人、スイス人の自発的ボランティア活動30人 救急車に近い数のヘリが出動していますね。 ビデオで見ると、あまり大きい型ではなさそうで、 狭い場所でも着陸できることを考えてのことなのでしょう。 2)氷河急行事故に対する日本メディアの扱いに対してのスイスメディアの見方 土曜日午後行われた記者会見に、日本の報道陣が多数押しかけ、詳細に取材をして帰ったこと、 この事故を日本のメディアは重要記事として扱うと言う話を聞いたこと、 についての、現地メデイアの記事のニュアンスに、 「日本人は、死亡者が1人程度の単なる鉄道事故に、何で、こんなに騒ぐの。 氷河急行は、日本人にとって、そんなに重要なものなのか。」 というとまどいみたいなものがにじみ出ています。 日本では、自動車の交通事故での死者は毎日10人程度はいるでしょうけど、 ごく事務的な報道に過ぎないですよね。 日本人には、列車が事故を起こすことが、特別なことなのでしょうね。 それと、氷河急行は日本人には特別なものなので、事故があってはならないものなのでしょう。
話題になるネタは詳細に報道するのが日本のマスメディア >日本人には、列車が事故を起こすことが、特別なことなのでしょうね。 これはその通りだと思います。 めったに起きないのが鉄道事故。 ただし一度起きるとかなりの被害。 開業以来長期に渡って人身事故が発生しなかった新幹線の例をみても分かりますように、日本人は鉄道=安全・安心と言う方程式が植えつけられています。 少なくとも私はそうです。 事故の率を調べないとはっきりしたことは言えませんが、飛行機の方が安全と言う思いはあるのですが、天候による遅れや諸々が頭の片隅にちらつきますので、つい鉄道に軍配を上げたくなります。 しかも鉄道は過去よりも地位が低下したとはいえ、日本では生活や産業の基盤です。 事故があってはならない・・・仮に起きても最低限の被害でなければならないのです。 それ故・・・JR西日本は気を引き締めないといけません。 >それと、氷河急行は日本人には特別なものなので、事故があってはならないものなのでしょう。 これについての私の考えはタイトル通りです。 被害者の多くが日本人、有名なスイスで、人気の高い氷河急行、それが全てでしょう。
スイス・エアーレスキューですね mamoruさんこんにちわ まずは、事故に遭われた方の、ご冥福と早い回復を祈念します。 スイスは、日本の九州位の国土に非営利のNPO法人REGAが、約13か所のレスキュー拠点を持ち、山岳救助から緊急輸送に活躍しています。 スイス国民は年間30フラン(約2,600円)の寄付金を納めれば、事故のとき、このヘリコプターなどを利用しても高額の利用料請求がありません。 また、今回の事故で救急ヘリが来たのはやはり、スイス独特の国土条件などにもよると思いますが、自動車よりヘリの方が早く医療機関に着けると事だと思います。 日本での報道では、気象条件(風など)により遅れたとの報道もあるようですが、REGAは、日々4,000m級の山々での、色々な気象条件も加味して、山岳救助などの訓練を日々しています。(パイロットのレベルは高い) この組織は、日本で言う「ドクターヘリ&ジェット」を運用しています。最近は航空機メーカーと意見交換し、改良した新しい機種の導入をしているようです。 報道機関にも、速報ばかりではなく、ニュースを見ている家族などに確実な情報をしっかりと伝えるような注釈が欲しいですね! 某社(japan)の報道を見て感じたことです。 私も一度は行ってみたいところでもあり、利用したいと考えていた鉄道でした。
推測ですが・・・ mamoruさん 1)スイスの医療システムですが、狭い国土ですが高い山に阻まれて移動はけっこう大変な国です。そのために普段から僻地医療体制は高度な救急ヘリ輸送が出来上がっております。 今回の場合も重症と判断された時点で搬送先を選別したと思われます。 有る程度の設備が整っていて一番近そうなのは地元ヴァレー州のVispの病院。重傷者はマルティニー、モントルー、ローザンヌ・・ヘリですから輸送時間はそれほど変わりません。必要とあればベルン大学病院も視野に入れているはずです。 これはけして今回の特殊なケースではなくて、私たち観光客が旅行中に出会う急病についての対応も同じです。 これがこの国の医療システムです。 2)氷河急行については確かにその通りだと思います。以前は米国人でした。 その後日本人が主流で、車内放送もかなり早くから日本語を取り入れています。 地元のヒトはすでに氷河の見えなくなったこの路線に観光で乗ることはほとんどありません。 もともとこの路線は地元の需要は少なく、スイスの東西を貫く看板路線としても役割しかありません。 フルカトンネルが出来てからようやく25年?。それ以前の歴史もたしか20年少々(不確かです)ですが、この時代は6月末から9月末までの3ヶ月限定のまさに観光列車でした。 この頃の日本人旅行客は年配者ですから一等車利用が多く、そのため今シーズンは日本からのツアー客で一等車からうまるんだとか。 今回の大事故は一等車がやられました。二等利用の某関西系ツアーは1人を除いて無事だったようです。 でもこの区間を通しで乗る予定ではなく、事故の少し先のアンデルマット(なんと中途半端・・)までの予定だったとか。これまた典型的な日本人ツアーパターンです。 ユーロ導入以前に続いたヨーロッパの深くて長い経済不況時代に グリンデルドとツエルマットを支えたのは紛れも無く日本からのツアーです。 戦後日本の平和な観光立国のお手本スイスは あのつらい時代を生きてきた年代のヒトたちにとってはいまだに心の中にある憧れなのでしょう。
日本人が多いのは、僕の考えだと、本当だと思いますよ。 >>2)スイスの仏語メディアでは、 >>氷河急行は、特に日本人観光客に人気の路線だとの記述が散見されるけど、 >>スイス人の認識では、これって、一般的? 多分そうだと思いますよ。 僕自身は、氷河急行に乗ったことはないですが。 例えば、世界中の観光地では、ある場所に日本人が集中することがよくあります。 南アのブルートレインも、ほとんどが日本人だという話がありました。 もちろん時期によるんでしょうが。 ですから、夏休みの時期は、 日本人のツアー客で一等車は埋まるのかもしれませんね。 まあこれは、僕の想像ですが。 日本人が集まる場所、の例としては、 アニメで有名な、アントワープの、トヨタが作ったといわれるネロとパトラッシュの像 コマーシャルで有名な、バルセロナのサグラダファミリア、 コマーシャルで有名な、カッパドキア、 赤毛のアンのプリンスエドワード島、 などがあると思います。 もちろん世界中の人が氷河急行に乗ると思いますが、 日本では、「夏にスイスに行ったら氷河急行」という定番になっているのでは? みどりのくつしたりのくつした
追加してください。 先生。 ハイジの里 マイエンフェルト。 ベルニナ急行。 ・・・BLS線。 ロマンチック街道のローテンブルグ、ネルドリンゲン、・・・・ 他人が知っているところでないと行った気がしない・・のかもしれません。 本当はみんなのちょっと先を行きたいのでしょうが、それはなかなか難しいんですよね。 だから 先に行ったヒトはその分威張りたくなる。 この方がもっと哀しいですね。 でもそれでも良いではないですか。 その人たちがそれで楽しければ、それを他人がワイワイ言うことはありません。 あっ これって天に唾する行い・・・。 お恥ずかしい。