Re: 旧「関東州」は租借地で植民地ではありません。 確かに正確な日本語ではおっしゃるとおりだと思いますが、旅順博物館の英語の説明では植民地という意味に書いてあったと記憶しています。 次は現地で買ってきた人民美術出版社発行の写真集にも載っている解説中国語と英語です。私は中国語は知りません。 http://www.c-player.com/ac45785/thread/1100074358660 http://www.c-player.com/ac45785/thread/1100074358681 現地の人から見るとそのように解釈しているのでしょう。香港なども英国植民地といっていましたが厳密ではなかったかもしれません。 なお私は完全な間違いでなければ余り細かい言葉にこだわりません。 これ以上言葉論争はしません。
言葉の問題ではなく大連(旅順)の置かれていた歴史的位置付けをめぐる認識です 普通の観光旅行で是とする方々には、このようなコメントを書く意欲もありませんが、経験豊富、意欲的な個人旅行をなさり、自ら「歴史」という言説をお使いになっている皆さんのテキストは興味深く読めるのであえて書かせてもらっています。 EAVOさんも、旅行に行かれる前は歴史の勉強をなさると8月末の 「旅順」のトピックにコメントとしてお書きになっていたと思います。 ご紹介の英文と中文の記述ですが、それは当たり前でしょう。英文の作成が中国かどうか不明ですが、被侵略国が植民地と記述するのは当然です。租借の条約自体が非対象な軍事力のバランスの中で行われているわけですから当該国としては被植民地化されたという認識しかありません。 同様のスタンスを貫くならば「偽満州国」が出てくるわけですが、大連政府としては観光資源としての「旧満州」の歴史的遺産を活用する上で葛藤があると思います。 日本人には観光者として経済貢献をして欲しいということ、一方では被侵略国として正しい歴史認識を日本人にはして欲しいという立場があると思います。
Re: 言葉の問題ではなく大連(旅順)の置かれていた歴史的位置付けをめぐる認識です 気持ちは解りますが真剣に受けとめてはいけません。 旅行経験の長い人の中に独断と思い込みの強い人が多くいます(たかが旅行なのに)。このようなコーナーの書き込みはさらっと読み流しましょう。
引用失礼します。 >正しい歴史認識を日本人にはして欲しいという立場があると思います。 無理ですよね。各種文献より、さらにいろいろな方々の見解を交えて 歴史を認識するしか方法ないかもしれませんが、 史実である文献自体が都合のいいようにまとめられます。 なので、概念すら得ることが難しくもあります。 今年、日本でもFree Tibetという人がかなり目立ちでしたが、 そういう方々は多くが中国のチベットの関係を全然知らないって 感じでした。 チベット人が殺されて可哀想、だからフリーチベットならしいですよ。 フリーチベット論もかまわないと思っていますが、歴史背景を追って 整理しようにも、このあたり色んな見解があって、なので聞くだけに するようにしています。歴史は難しいとつくづく感じます。本当は時系列に史実が存在するはずですが記録した者の都合のいい解釈や隠蔽などが あり”正しい歴史認識”これほど難しいことはないと思います。