ジャガイモにナイフを入れないのはドイツの習慣ですね どうしてかはわかりません。 ドイツ以外の国では、そういう習慣はないようです。 ドイツ人に聞くと、ナイフで切ると、充分に柔らかくなっていない、ということで その家の主婦に対する侮辱になるのだ、と言うのですが、それが正しいのかどうか。 後づけの理屈のような気もしますしね。 ひょっとしたら彼らも、本当の理由は知らないんじゃないかしら。 わたしは、もしかしたら伝統的な禁忌なのかもしれない、と思ってます。 たとえば日本で、お茶碗のご飯にお箸を立てない、みたいな。 じゃドイツでは、どうやってジャガイモを食べるのか、というと フォークで潰すんです。グチャグチャにして、ソースに混ぜ込みます(笑) カレーとライスを混ぜるのも嫌な人だと、ぎょっとするかもしれません。 話をワイングラスに戻すと、ドイツの飲食店では通常 ワインは Römer と呼ばれるグラスに入って出てきます。 こういうものです ↓ http://www.dieweinstrasse.de/shop/glaeser/wein-roemer-ein-liter.html http://www.shoppingkarl.de/product_info.php?products_id=48671 見た通り、ちょっとずんぐりしてるので、ステムだけを持ちづらかったりします。 店によっては、リーデルのOのようなグラスを使っているところもあります ↓ http://www.giftandstyle.jp/riedel/riedel_o/414_60.html これだと、そもそもステムがありません。 わたしはこういうタイプのグラスが好きですが、まあ好みの問題ですね。 自分にとって一番自然な形で持てば良いのでは、と思います。
Re: ジャガイモにナイフを入れないのはドイツの習慣ですね ワイングラスの持ち方から発展して各地の酒文化や食文化の話が聞けて 楽しいですね。特にジャガイモの食べ方など近々ドイツにいきたいと思って いるので良い勉強になりました。 家で普段に飲むときはワインでも焼酎でもウイスキーグラス一つで間に合わせてしまう がさつな私なのでマナーには余り頓着しないのですが、以前テレビで宮中晩餐会を映したとき 天皇陛下がグラス(多分シャンパングラス)を持ち上げて主賓に挨拶され乾杯された時の ご様子が自然で気取らず且つ優雅で美しく「おお さすがに」と思ったものでした。 何千回も場数を踏めばあのような優雅さが備わるものなのか、或いは人格に縁るものなのか だとしたら残念ながら私には無縁なことですが。
そうなんですよね~エレガントですよね ジャガイモの話は私もドイツに行きたかったので、ふむふむって面白かったです。 他にもドイツじゃないですが、アメリカ?でたとえばマクドナルドとかで何か2つと頼む場合、英語が苦手やジェスチャーで指を2本立てて表現する時に相手に手の甲を向けると侮蔑してる事になるから気をつけた方がいいという記事及び、実体験(レジのおねえさんが怒ったとか)を聞いた事があります。 あとフランスだったかな?スペインだったかな??同じく指で数を表現する場合、親指から順番に数の分だけ指をたてていくのが向こうでの数の数え方だと。(日本だと2つはチョキですが)バスでチケット買う時につい日本にいる時みたいに指をピースでやってたら、バスの運転手さんが指でピストルの形=つまり2つで聞いてきたので、あっこっちは親指と人指し指で2つって表現するんだった。ってやり直しました。でもそれに習って4を表現しようとしたら結構大変ですよね?2人旅だったので指4本立てる必要がなかったので助かりましたw >家で普段に飲むときはワインでも焼酎でもウイスキーグラス一つで間に合わせてしまうがさつな私なのでマナーには余り頓着しないのですが、 ↑ 私もそうですw。以前オーパスワンをもらったことがあって、ちょうどワイングラスを割ってしまってワイングラスが無かったので、普通のガラスコップで飲んでましたw あい変わらず美味しかったです。が、ちょうど来た友達にそのままグラスに入ったオーパスワンを飲ませてあげたら、ガラスコップでオーパスワンがでてきた事にびっくりしてました(ワイン好きな子なので)。まあこれはたまたまですけどね。さすがに高い高いワインを頂いたらリーデルさんを使います(飲み口が薄くて飲みやすいとこが結構好きです)が、逆に日本酒でもなんでもリーデルつかって飲む時があります(あまり食器が豊富でないので)ん万もする食器じゃないんであまり気にしません。 >以前テレビで宮中晩餐会を映したとき天皇陛下がグラス(多分シャンパングラス)を持ち上げて主賓に挨拶され乾杯された時のご様子が自然で気取らず且つ優雅で美しく「おお さすがに」と思ったものでした。 ↑ へえ!!天皇陛下がグラス?本体を持ってってことですか?今回の質問で知った「オバマ~」さんのとこで見た写真とかそういった話聞くと、すっごく上流では本体もつのがマナーなんですかね?(シャンパンなら冷たいから余計に温度うんぬんありそうですが)乾杯の時だけなのかな?? 私たちが知ってる脚のマナーは一般マナーなのかなあ(それならそれで私は一般人だからいいのだけど、ヨーロッパの人たちも本体で持ってたしなぁ)・・・本当のところって実際分からないもんですね。意外に最初にこうですって伝わってきた事が間違ってたって後から知る事もありますからね。 でも私もグラスで持ってる写真・・・どれも自然でエレガントに見えました。 ずーっと本体グラス持つのはサイトやら本やらテレビやらで、マナーが悪いとか下品とかワインの事知らない、間違い!やってはいけない事って刷り込まれていたので、目からうろこです。そういえば今回改めてサイト検索したら、立ってワインをいただく時は姿勢をよくして、脇をえっと・・・ちょっと開いて、グラスの脚を3本指で指が美しく見えるように持ちましょうみたいなマナーサイトを見ました。ロボットみたいで笑えました。いくら美しく見えるマナーといっても立食なのに脇をあけてとか・・・逆に不自然極まりないと思いました(写真付だったので) >何千回も場数を踏めばあのような優雅さが備わるものなのか、或いは人格に縁るものなのかだとしたら残念ながら私には無縁なことですが ↑ もう自然に身についてる所作なのでしょう。子供の頃からの教育でしょうから。自然にかつ優雅に・・確かにとても高度なテクニックですね。私自身ワインの持ち方でいろいろ気にしてちゃ、自然にならないですね。(今回は今まで聞いてきた事と現場でが違ったので純粋な興味と疑問(今まで教えられてきた事って?)がわいて質問いたしました) なかなか確かに面白い話題に発展もしたので、海外旅行が好きなので、もっと海外で現地での日本とは違う実践マナー(マナーって言葉が堅苦しいですね)、現地でのやり方が知りたいと思います。
Re: Re: ジャガイモにナイフを入れないのはドイツの習慣ですね この習慣、ずっと前にどこかで読んで とても嫌がられるということだったので、気をつけてます。 確かにドイツで、ジャガイモをナイフで切ってる人は 注意して観察してみたのですが、見たことがありません。 ただ本当に今でもそうなのかは、よくわかりません。 ひょっとしたら、地域によっても違うかもしれませんし。 でも嫌がる人がいるのなら、やめたほうがいいかな、と。 優雅な仕草というのは、子供のときからの徹底的なしつけじゃないでしょうか。 王族などは、それも仕事の一つでしょうからね。 しょせん付け焼き刃じゃ無理だと、開き直ってます(笑)
すっごく面白いお話ありがとうございます。 ドイツだけの習慣なんですか?!知らなかった。 しかも理由も面白いですね。現地ならではのマナーって知っておくと為になりますね(ドイツはとても行きたい国なので、教えて頂いてとても参考になりました) フォークでつぶす・・・ ↑ これってどんな状態ででてきたジャガイモにたいしてもそうなんですか?フライドポテトみたいな形のとか、じゃがバターみたいに丸ごとタイプとか?。あと、フォークでつぶすときは背で??それともフォークの先で指していきながら?? 近いといってもまだお互いの国で自然に行われてる??昔からされてることって知らない事たくさんですね(知らなくて当然かもしれませんが)。それにいったんメディアで1つが流れてしまうと他も追随して、それが正しいことのように伝わってしまう事って多々ありますしね。海外でも日本ではこうやってるって流れてることで、間違ってたり、いったい何百年前の話よって笑えることがあったりします(未だに忍者がいると思ってる人もいるらしいですしww) Römer !!!見ました!なんてキュートな!!かわいい!このグラスもほしい!(ジュース飲みに使うだけになりそうですがw) 私はリーデルの「Oオー」好きなんですよ。安定感ばっちりだし。脚がないのが逆にかわいい。ワインを家で普段のみする分にはリーデルの中では一番いいんじゃないかって思ってます。
フォークの背でつぶします フライドポテトなどは、そのまま突き刺して食べますね。 丸ごとのジャガイモは、あまり見かけません。 小さな新ジャガなどではあるのかもしれませんが。 ジャガイモはいろんな形で付け合わせに出てきます。 炒めたり、ピュレーにしたり、茹でたり。 粉ふきいもなんか、少し大きめに切ってあると ナイフで切りたくなるのですが、これをフォークで潰すわけです。 話は変わりますが、フォークの背にご飯を乗せるのは ひょっとして誤解じゃないかな、と思ってます。 ジャガイモでもライスでも、フォークを使ってると 背にくっついたりすることがあるんですね。 何かの拍子に、背に乗せて食べてるように見えたんじゃないかしら。 わざわざやりづらい方法をとる、というのは、何か理由がないと。 まあ単なる推測ですけど。