「アブラナ」か「カラシナ」かはちょっと見には判別は難しい ぼうふらおじいさん、ネコももさん、こんにちは Dijonのあたりで見る菜の花畑は、アブラナ(菜種油をとる)ではなくて、カラシナ(マスタードをとる)の可能性は否定できません。 (あのあたりを通るたびに、カラシナはどの程度あるだろうか、などと思いながら通っている次第です。ついでに書いておくと、料理に出て来るDijonのマスタードは辛いだけでなく、味があってたいへんおいしいです。) 先のレスであえてアブラナとしたのは、全部をカラシナとするにはちょっと無理があるかもしれないと思ったからです。 フランスで栽培されているカラシナの類は moutarde blanche (直訳すれば 白マスタード)で、 調べると、 種まきはその年の春3月、草丈60~80cm、花期は5月から9月となっています。 3月に種まきして、4月末に満開になるほど成長が早いのか、花期が5月からとなっている点から、4月末頃に満開になっている畑はカラシナではないかもしれないと、思うわけです。 カラシナ(moutarde blanche )についての記述↓ http://fr.wikipedia.org/wiki/Moutarde_blanche アブラナ colza は前年の夏の終わりに種まき、芽を出して少し成長した状態で冬を越し、春に伸びて花を咲かせる。 アブラナについての記述↓ http://fr.wikipedia.org/wiki/Colza いずれにしても、「菜」の花に違いはないのですけれど。 日本に入って野生化し、土手や河川敷で見られる「セイヨウカラシナ」と「セイヨウアブラナ」の違いについて書いたおもしろいブログがあったので、貼り付けます。 http://48986288.at.webry.info/200803/article_10.html 日本にある両者の見分け方は、アブラナは葉っぱが丸みを帯びている、セイヨウカラシナ(仏で栽培される moutarde blanche ではないだろうと思われる)は葉っぱがちょっと細くてぎざぎざしている、と思っていたけれど、野生のものは交雑が起こって単純なものではなくなっているらしい。 参考までに
いちめんの菜の花・・・・ mamoruさん 恐れ入ります。余計な書き込みをしては見たものの、ヤマト男の子の一人としてはいちめんの黄色い畑は誰がなんと言ってもやっぱり”菜の花”ですよね。 からし菜といってもこれまたいろいろあってマスタード用の植物とはまた異なるものが沢山あるんだとか。日本でおひたしで出てくるオツナからし菜はマスタードは出来ないのだとか・・・。 いちめんの菜の花、いちめんの菜の花・・・という詩がありますが、ヨーロッパの風景の中の菜の花?畑はまさにそのものですね。 それでも昔に比べて作付面積が少なくなった・・・と地元のおじいさんが嘆くのは日本と同じなのかもしれません。 タンポポの花が牧草地を彩った後に広がる広大な”菜の花”の広がりがおわると小麦が色づき始めます。淡い黄金色の広がりをいろどるコクリコの緋色・・・。 誰かと誰かが麦畑。 そうなんです。かの地の麦畑に潜り込んだら誰と誰が何をしようが・・・全くわかりません。日本の麦畑ならきれいな畝があるので・・・何をしているのか通りがかりの人にはそれこそお見通しですよね。 あまた脱線しました。