Re: LCC

私も数年前に今は亡きStar Airを使って以来数年ぶりに今年インドネシアのLCC(QZ)を使ったのですが…

ジャカルタ、スラバヤ、バリ在住の邦人が奨めるので使ってみました。
数百円の追加で、前方座席や非常口席の事前指定ができます。
最前列以外の前方座席はあまり意味がないですが、最前列と非常口席は足元のスペースも十分に確保されていますので、2時間程度なら快適だと思います。
客層は路線にもよるのでしょうが、DPS便などは西洋人のリゾーターが多いと感じます。
まだ3回しかQZは利用したことないですが、ビジネスマンもそこそこいるように感じます。
出稼ぎ労働者は、旧NWのマニラ便や、COがDPSを就航していたころのほうが多いように感じます。

雑誌とは、東洋経済の記事のことを仰っているように感じますが、私個人の意見としてはあの記事自体かなり情報やとらえ方が湾曲しているように思います。それは、JAL再生の特集の時も感じました。

欧州では一部キャリアや都市を除くと大都市では第2・第3の空港を使うことが多いので比較対象にならない場合も多いですが、幹線の価格やハブ空港からの路線はレガシーキャリアのほうが安いという逆転現象も見られます。その隙間をLCCが埋めているように感じます。

個人的にはANAがLCCっていうのは、ジェットスターのように振る舞えれば成功すると思いますが、SNAやAIR DOを見ても今の体制ではまず無理だと思います。ANA本体がLCC化していますので、自身がジェットスターのようになるというならまだ可能性がありますかね。
SKYもHIS主導から異業種の参入によって復活してきましたので、古い体質を打ち砕く経営センスが求められると思います。ただし、ホリエモンや村上Fがつぶされちゃったように、出ると打たれるお上の体質改善のほうが急務でしょう。孫さんあたりが、エアアジアジャパンを運営したら面白くなるとは思います。競争がないと企業も伸び悩みますからね。

エアアジアのパイロットの給与は、確かANAより高かたのでは無いでしょうか?
LCCの場合客室乗務員は、安全要員でいいわけです。新幹線のように機内食やドリンクの売上げバックがあれば能力給に差が出ます。企業側もリスクヘッジができますし、レベルも上がるのではないでしょうか?

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1件のコメント

  • 10/08/12 07:54

    その通りです

    さすが、東洋経済を見抜くなんて。
    あの雑誌、鉄道特集とか飛行機特集をよくやるので、編集部にオタクでもいるのかな?
    と思っています。私はむしろLCC万歳という姿勢に違和感を感じていますが。

    給与の件は、記事にも書かれていました。パイロットだけは高いと。
    しかし、客室乗務員は過酷でしょうね。給与は安い上に、通常の倍の働きを要求されるので。

    安全面は、恐らく表に出てこないでしょう。事故でもあれば、それみたことかと溺れた犬を
    叩くような記事が出るのでしょうが・・・。でも30分以内で離発着を繰り返すのは、どうみても
    安全重視とは思われないのですが。

    関係ないかも知れませんが、逆切れ乗客に腹を立てたJetBlueの客室乗務員には、
    同業者を中心に同情の声が多いようです(TVだからかも知れませんが)。
    LCCだからとは言い切れませんが、欧州で某LCCに乗ったときは、シートベルト着用サインを
    無視して走り回る(良い年した大人ですよ)客や、着陸直前に立ち上がる客、機内で宴会を
    始める客ばかりで、路線の関係もあるかも知れませんが(ど田舎)、そのエアラインには
    二度と乗りたくありません。多分、大手(レガシー)も料金を下げたので、どのエアラインも
    変わらないでしょうね。今は。

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