昔ながらの「インド通」にあったときは、ガックリ来ましたよ。 ぴろみさん、こんにちわ。 >出会ってすぐに自分の長旅自慢をとうとうと話し、ご丁寧にあれこれと忠告してくださいました。 まあ、人間というものは、自慢をしたくてたまらないものです。 だから、その自慢が、面白いか、オチがあるか、これが問題なだけです。 長旅自慢をするときは、ですから、「でも、海外旅行をしても、何の役にも立ちませんからねー」と付け加えることが大切。 僕がびっくりしたのは、昔ながらの「インド通」にサダルであったとき。 ま、インド通は「君はインドは何回目」とか「もうインドは長いの」とか聞いて、相手がインド旅行経験が少ないと見ると、インド旅行の注意や薀蓄をだらだら語るんですよ。 こういうのが、「話が面白くない」典型です。 今朝も、たぶん京大の建築学科の学生にあって、ちょっと話をしましたが、話が面白くないので、大学名も聞きませんでした。 自分の研究の話をするならば、そんなもの誰も聞きたくは無い話ですから、オチをつけなければ駄目ですよね。 そういう意味でも、京大のレベルは、ずいぶん落ちましたね。 ま、僕がいたときから、たいした連中はいませんでしたが。 話のコツは、相手が予想するような事は話さないこと。 予想するようなことを話すときは、最後でどんでん返しを作っておいて、笑いを取ること。 これができれば、旅行者としては、一人前です。 漫談もできます。 みど
ちょっと質問しても、いいですかぁ~?(隣のマチコさん風) みどぴょん♪さん、ナマステ~! 不思議に思ったのは、どうしてインド亜大陸まで行って、 「インド人」とは話さず、「インド通日本人」とわざわざ お話するんですか? インド人と話せば、その人の属する社会を通してのインドが見えますが、 インド通と話しても、その人を介したインドのお話しかわかりません。 せっかく行ったのに、「通レベル勝負」ではイマイチです。
僕は日本人そのものに、興味があるんですよ。 旅クマさん、どーも。 >不思議に思ったのは、どうしてインド亜大陸まで行って、 >「インド人」とは話さず、「インド通日本人」とわざわざ >お話するんですか? へっへっへ。 ぼくはもちろん、インド人ともはなしますよ。 先日は、オランダ人と英語で話したし, フランス人とフランス語でも話します。 また、以前も書きましたが,韓国人と英語でも話します。 もともとおしゃべりなんですから。 でも、外人と話すのは内容が決まってて, 飽きてしまったんです。 旅先での話は,結局,礼儀正しい外国人同士ならば、 たてまえの応酬ですよ。 そんなものは僕はいくらでもしゃべれますからね。 僕の第二弾「これが正しい海外個人旅行」の前書きにも, 確か, 「僕はもう外人と付き合うのにも飽きてしまった」 とはっきり書いておきました。 ところが日本人は,興味が尽きません。 日本人を見ることは,自分を見ることですからね。 そうそう、最近のニューズウイークに 「なぜ日本にはアジアに友人が居ないのか?」 というタイトルのものがありました。 これは、表紙を見ただけで読んでないんですけどね。 これも、アジア人の問題ではなくて,日本人のあり方の問題ですよね。 ちょっと高かったので買わなかったんですけどね。 ちょっとインド人と親しくなって, 「インド人の友達ができた!」と喜ぶ, 「インド人も日本人も同じ人間なので,分かり合える♪」 そんなのは、日本人女性旅行者の感動旅行記を読めば, いやというほど出てきますよ。 でもね、 ちょっとインド人と英語で話して,何かわかるでしょうか? ずっと住んでいる日本や,自分もその一部である日本人のこともわからないのに。 そこで僕は,海外に出た日本人と話をします。 日本に居る日本人は,会ったばかりの人と深い話はしませんし、 常識的にはできません。 でも、海外でであったら,いくらでも 話の持っていきようによっては, そのひとのなやみからなにから全部聞きだせるものです。 たとえば, 「30歳過ぎで会社を辞めてアジア横断に出た男性」にあったとしたら, その人の性格を含めて, いろいろと興味深いことがわかりますよ。 インド旅行を自慢するしかないインド通というのも、 昔は世界中あちこちに居ました。 でも最近は,インドは誰でも行くようになったので, 昔ながらのインド通,インド旅行自慢なんて,めったにいません。 それなりに、珍しいことは珍しくて, 話のねたにはなるのですが, もっと、進歩して,とんでもない人間が居ないと, 面白くないですよね。 まあとにかく、僕は基本的には,日本人に興味があるので, できるだけとんでもない日本人に会いたいと思っています。 みど