Re: St.Paul教委 > 以前のめーじむらさんの疑問↓が『多少』具体的に判りかけて来たような気がします。 J@LAさん、その節は大変お世話になりました。 また、今回も非常に奥深いレスを頂きましてありがとうございます。 > 特に人種の均等化や教育の均等化(自由選択)には力を入れている教委だという印象が強かったですよ。 一安心しました。 (私以上に娘が神経質になっています) 私の古皮質部(笑)には、あの時からあまり変わらない一つの疑問と云うか、トラウマの ようなものがあります。 亜米利加は「新天地」なので、どうしても「建国当初」(詳しく勉強したわけではありませんが)の事 (特に先住民族)などが頭をよぎります。 > ただ、どの選択の場合も、お嬢さん自身がアメリカ史をどう見ているか?が一番大きなキーになるような気もします。 > 選択を誤ると、逆にお孫さんに(例えば一部の私立宗教系校などのように)間違ったアメリカ史を教え込む危険性『も』含んでいるとは感じます。 そうですよね。 (私の娘なのでDNAが・・・) 娘婿は仏蘭西人なのでいずれは故郷へ帰るのかなと思いますが、さてどうなりますやら・・・
映画は一部だけを誇張して装飾して拡大するエンターテイメントですから・・・ > 一つの疑問と云うか、トラウマのようなものがあります。 > 亜米利加は「新天地」なので、どうしても「建国当初」(詳しく勉強したわけではありませんが)の事 アメリカ開拓とインディアンは、たくさん映画になっているので、世界中で「インディアンから土地を略奪した極悪非道な白人」がインプリントされてる(影響されている)人は多いと思います。 でも、「元々は先住民が暮す地を他所から侵略者が来て・・・」というのは、世界史では古くはナイル川周辺(エジプト⇒ペルシャ⇒ローマ帝国⇒混沌とした後イギリス)とか、ユダヤ系アラブ系の土地の奪い合い、蒙古の大侵略、ケルト人やラテン人を追い出して構築したフランク王朝(婿殿のご先祖様)や、まぁ日本人のご先祖様も何度か侵略されたり(蒙古)したり(朝鮮半島・満州・樺太)して、最後に残った奪略地は蝦夷と琉球だけですが・・・。 どの国家も大なり小なり、大昔なりつい最近なりに他民族を侵略して領土を拡大してきた歴史を持つと(僕は)思っています。 ロシアなんかは昔から今も継続して武力侵略の国際ニュースになりますし・・・ メキシコも当然スペインから独立する前も後もインディアン(スペイン語でインディオ)から土地を奪った歴史がありますし、チリもブラジルもアルゼンチンも、ハワイもオーストラリアも(多分ニュージーランドも)・・・・。 中南米の民族問題に比べると(一部の純血は絶滅?)、北米の先住民はまだ恵まれているような気もします。 (ちなみにアメリカで先住民と言った時には、サモアも含まれるらしいです) オーストラリア出身の友人に聞くと、オーストラリアも結構先住民系との民族問題は大きいらしいですよね。 勿論、決して「だからアメリカのインディアン迫害は許される」という意味ではありません。 アメリカ開拓時のヨーロッパ系人種と先住民との摩擦をテーマにするなら、(日本を含む)世界各国の様々な武力侵略を抜きにして単独では見れない問題が山積みではないかと感じるのです。 そして、ほとんどの国家はそうやって国として成り立ってきた歴史を持っていると思います。 究極には「国家とはなんぞや?」に行き着くと(僕は)思っています。 まぁ、ミネソタも旧フランス領ルイジアナ(現ルイジアナ州とは別)ですから、「イギリスに破れて植民地を取られた。イギリスは宿敵」という意識を持っている人がたまたま歴史の先生になったら、子供への影響は怖いですね。 特にフランスは(ヨーロッパ内で)侵略によって領土を拡大してきた歴史背景がありますから、アメリカのフランス植民地をイギリスに取られたのは相当悔しい出来事だっただろうとは思います。 狭いヨーロッパや日本の農耕民族は土地に対する執着心が強く、対して広大な土地を移動して生活していた狩猟民族は土地への執着心がなく、「土地は皆の物」なんてのんきな事を言ってるうちに土地に執着心が強い他所から来た農耕民族に騙されたり脅されたり襲われたりして土地を無くしてしまった、という部分が結構大きいのではないかと『僕は』思っています。
「宿敵」という意識を持っている人がたまたま歴史の先生になったら・・・ そんな連中、日本にはいっぱいいますよ。 国旗掲揚、国歌斉唱時に起立という公務員規則を無視する教員。 「規則を守りましょう」とどの口で子供に説教できるのやら・・・ 先般東京と職員の裁判は、最高裁で判決が出たので、一応の決着はつきましたが、それでもグダグダ言っていますね。
Re: 映画は一部だけを誇張して装飾して拡大するエンターテイメントですから・・・ J@LAさん、詳しいレスありがとうございます。 > アメリカ開拓とインディアンは、たくさん映画になっているので、世界中で「インディアンから土地を略奪した極悪非道な白人」がインプリントされてる(影響されている)人は多いと思います。 そうですよね、私も小さい頃見た(見させられた?)西部劇では常にインディアンが悪者ですよね。 しかし、大人になってから見た「ソルジャー・ブルー」は、大変印象に残っています。 > 究極には「国家とはなんぞや?」に行き着くと(僕は)思っています。 難しい問題ですよね。 国家とは?民族とは?・・・ > 「土地は皆の物」なんてのんきな事を言ってるうちに土地に執着心が強い他所から来た農耕民族に騙されたり脅されたり襲われたりして土地を無くしてしまった、という部分が結構大きいのではないかと『僕は』思っています。 騎馬民族と農耕民族のそれこそ「風俗習慣」の違いから違った文化が生まれたのでしょうね。 逆に「騎馬民族」がザーと侵略してその土地に影響を与えた事もありますよね。 なんだか難しい話になって来ました。 (ついでながら、「邪馬台国」は「どこ」に比定されますか?)
お気をつけてと言うより楽しんで めーじむらさん もうすぐ出発ですか。どうぞ楽しんでいらしてください。 それにしても日本人とフランス人が結婚してアメリカで暮らす。インターナショナルですなあ。 一体家庭では何語で会話するんですかね? 日本語しか話せない私などにしてみればバイリンガルの人の思考はどうなっているのかと 不思議ですし、これは私だけの杞憂かも知れませんが、さらにその人たちの子供のIdentity はどのように形成されるのかと。 帰国後、体験記をお聞きできればと思います。
Re: お気をつけてと言うより楽しんで > もうすぐ出発ですか。どうぞ楽しんでいらしてください。 NNさん、ありがとうございます。 > それにしても日本人とフランス人が結婚してアメリカで暮らす。インターナショナルですなあ。 > 一体家庭では何語で会話するんですかね? 娘は長男(まだ6か月)には日本語で話し掛け、婿は仏蘭西語で話し掛け、夫婦の会話は英語です。 さて、孫はどうなるかな? > これは私だけの杞憂かも知れませんが、さらにその人たちの子供のIdentityはどのように形成されるのかと。 知人に旦那が日本人、奥さんがルーマニア人がいます。 長男がいて、旦那は日本語で、奥さんはルーマニア語で話し掛けていて、夫婦では英語か日本語でしゃべっています。 (しかし、ノイローゼになるという例も聞いていますので、孫がちょっと心配です) こんなエピソードがあります。 婿の両親と日本での2度目の再会時、アチコチドライブしました。 (私が運転していました) 車中、娘と婿が英語で話している所へ、婿のお母さんが英語で割り込んできました。 婿とお母さんの会話になってもそのまま英語(母国語のフランス語で話せば良いのに・・・)で会話が続き途中で二人とも気づいて笑っていました。 > 帰国後、体験記をお聞きできればと思います。 ハイ、帰国報告をさせて頂きます(*^o^*)/ (別トピ「車」「風習」に関してもですが・・・)