今回はドルの独歩安で95年とは違います

今回の円高でも米国向けの輸出に関しては各企業損失が出るかもしれませんが、その他の地域に関してはドルが安くなっても、現地通貨も円以上に$に対して強くなっている場合もあるのでそれ程被害を受けないと言われています。ここが95年の円の独歩高の時期とは違います。
欧州、カナダ、豪州だけでなくアジア通貨に対しては円安気味です。(円高ドル安かもしれませんが)
なのでこれらの国の通貨がドルに対して円高時に価値を上げれば、輸出産業もそれ程打撃は受けません。(ただし米国の商品と競合している場合は、ドル安により米国製の商品が安くなるので別な意味で日本製は不利になります。)

また他の方が言っていましたが、95年に比べて現在は日本企業は現地生産科をかなり進めているので過去のように円高になったからと言って同じような被害を受けるとは考えがたいです。

貴方様の文章を読んでいて気になったので旅行とは関係ないですがコメントしてみました。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 08/03/21 07:27

    Re: 今回はドルの独歩安で95年とは違います

    たしかに、円の独歩高とは違いますね。
    しかし、気になるのは、ドルが円に対して落ちたとき、ほかの通貨も一緒に円に対して落ちています。これはポンドも、ユーロも、NZドルも、南アフリカランドも、すべてそうで、ドルが落ちると、ほかの通貨も全て追随して落っこちます。
    もちろんその落っこち方はそれぞれで、それはドルに対するそれぞれの通貨の高低も関係していますが、たとえばドル・円の為替チャートと、ポンド・円の為替チャートを見比べると、それはもうほとんど同じ形をしていることが多いです。

    95年に比べて対策ができていることは認めます。だけど95年になかった原油高・小麦高・鉄鋼高・・・これらの要因があることで、今回のドル暴落は、すさまじい深刻さを与えているとも聞きます。いずれにせよ、いま起きていることは深刻なことで、一刻も早くこの状況が変わることを祈るばかりです。

    • いいね! 0
    • コメント 0件