08/03/22 04:22

机上の空論とは?

今やドル安と、原油高は、連動している状態に陥っているのであって、これはイラン国営会社の人の言葉を待つまでもなく、多くの人が指摘している点です。それを机上の空論だというのであれば、ぜひ絶対そうでないことを証明してみてほしいと思います。

机上の空論、とは「ありもしないこと」をいう言葉であってこの場合は当てはまりません。ドル安と原油高が同時に起きている現象というのは、すでにいま起こっている事例です。バンコクで、バーツで同じ価格のものが円に直すと以前に比べて若干割安になっていることや、バンコクにいくときにかかる高額な燃油サーチャージというのは、実際にいま起きている話ですよ。何をもって「机上の空論」というのか・・自分には理解できません。

自分は別に楽しみのためにこういった議論をしているのではありません。「なんのために?」だとか「個人がそんなことを話しても仕方がない」というのであれば、すべての個人による政治や経済に関する議論というのは「意味がない」ということになりますね・・・。議論をしているときに、「そんなことを個人が議論しても仕方ない」といってしまえば、そこで議論は終わりになります。

やはり議論をする意思があるのであれば、いうべきことが違うかと思います。でないと、自身の言っていることも、「個人の言っていることで無意味」になってしまうと思います。

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1件のコメント

  • 今の相場

    では何のために議論しているのかな?

    世界経済がどう動くとか、為替を含めた相場を論じること自体、特に需要と供給で相場が決まってはいない今の時代、一般庶民にとってはあまり意味がないと考えています。ドル安、原油高は事実ですが、この2つがつながっているかは、全て説得力のある推測の世界です。K28さんの59番の発言の途中の部分は推測でしょう?

    でも、ああだこうだと推測すること自体は楽しいねといっているのです。円安になっているときには円は1ドル150円になるとか言われてたし、今だと1ドル70円になるとか、原油がもうすぐ暴落するとか120ドルになるとか、無責任な予想するのは楽しいじゃないですか?

    イラン国営会社の人の言葉は事実ですが、実際そう言う風にしているかは?でしょう(しているのかもしれませんが。分かりません)?誰かえらい人の一言で相場は動くこともあるのです(バーナキンの失言がそうかもしれません)。本当のディーラーはしゃべりません。それが仕事で莫大なお金が動いているからです。

    専門家も適当なことを言います。評論家も過去のことはあたかも現実味のあるような話を作り?つなぎ合わせるのは上手ですが、将来の予測はあまり当たりません。ミスター円と言われたS氏の予測も滅多に当たりません。プロのディーラーでも巨額の損失を出すこともあります。サブプライムが危険だとの指摘はありましたが、ここまでひどい状況になると誰が予想できたでしょうか?予測できていたら誰もサブプライムには投資していないのでは?

    結局みんなお金に踊らされているだけなのだと思います。おかしい話ですね。その歴史は古代ローマからあるらしいです。17世紀のオランダでのチューリップバブルは有名な話ですね。バブルは人間の欲の歴史です。心配しなくても、またいつかは円安になるし(95年の超円高になったときも90円以下になったのはほんの数ヶ月です。今回はどうなるか...)石油の値段もいつかはバブルがはじけ下がります。今の相場は、需要ではなくお金に人間が踊らされているだけですから。

    そういう相場を議論しても無意味とは言いませんが所詮囲炉端会議レベルでしょう。ただ多くの人は興味があって、いろいろ想像して言うんだけど(評論家を含めて)誰も相場を動かしている当事者ではないんですよ。だから将来予想は外れる(笑)だから私を含め庶民は、他のレスにもあるように相場を議論することよりも現実的な対応をすることの方がいいと考えるのです。

    囲炉端会議レベルではなく政治や経済について本物の議論をしたいのなら、K28さんが大手銀行や投資会社に勤めそういう部門の担当になるか政治家になって国会で本格的な議論をしてください。

    「個人の言っていることで無意味」に近いと思います。K28さんの発言で為替や原油の相場は動きますか?囲炉端会議も楽しいんだけどね。

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    08/03/23 06:16

    Re: 今の相場

    なんといいますかね・・・なんだかドル安で大変な目にあっている人たちのことを考えると、こういう議論を「楽しむ」なんていうと、ちょっと不謹慎に感じてしまったのです。いずれこの状態が続くと本当に苦しくなって倒産する会社に勤める人たちが路頭に迷うことも考えられます。今の状況は、たしかに個人の力が及ぶ領域ではないし、個人ではどうすることもできない。しかし、それによって日本を底辺から支えてきた産業が危機に瀕する、それもサブプライムという、もとはといえば日本の外で起きた「不祥事」(あえて不祥事とかきます)が原因でそうなる、ということに、強い理不尽さと憤りを感じているのです。

    その思いを、ここに書いてしまったわけで、これは個人的な感情ですし、それに共鳴するかどうかは、人によって違うと思います。ただ、旅行者が目先の利益だけで円高だといって喜ぶだけの状況、旅行者が自分のことだけしか考えないで社会のことなんかどうでもいいと思う状況はどうかと思います。個人が旅行がいけたりするのも、経済などがうまくいっている良好な社会があるからであって、内戦や経済恐慌がある国では、たいていの人にとっては旅行どころではなくなります。

    いなかっぺさんが書いていることは、内容的にはかえって自分も共鳴する部分もあったりするくらいですが、自分が憤っていることに対しては、「なんでそんなに憤る必要があるのか?」というふうに批判されている気持ちになってきます。自分が憤っている気持ちは、純粋に、日本がこのままズルズル不況に落ち込んだり、日本経済が立ち行かなくなるようなことにならないでほしい、という願いからきています。裏返していえば、日本が好きだからであって、日本が健全な経済状況であり続けてほしい、安心して旅行好きな人が旅行にもいける社会状況であり続けてほしい、と思うからです。

    自分の危機意識はこれくらい高いので、「おおげさな~」だとか「輸出企業は全然平気だから~」とか言っている人たちの意識とかなり違います。今は平気であっても、この状況が続くと、個人生活へも影響が出てくるくらい深刻だと思います。まあ、「心配しすぎ!」という人からはまたいろいろ反論もあるかと思いますが、日本全体が、「大丈夫!大丈夫!」といっているうちに底知れない泥沼にハマってしまわないことを願うばかりです。