Re: 時給の無い使用人 時給がない人というのは、現実に存在しており、自分も何人か知っていました。 受け売りですが、このようなデータも。 「最低賃金以下の賃金を支給されている労働者は、全労働者の約3%(2003年時点)となっている。」(厚生労働省のアメリカ調査) 全労働者の3%・・・これを低所得者に限ると、この%はもっと上がるでしょうし、都市部に限れば、サービス業に限れば、さらに上がるでしょう。あとはきちんとした雇用関係の契約を結んでいないと、労働者の数にも含まれないことになるので、実際はもっと多いでしょう。 最低賃金法などというのは抜け穴だらけの法律であって、チップを含めて最低賃金に届けばいいわけです。チップが最低賃金に届かない日はどうなるのか? 現実的には無給になる日もでてくると思います。だからといって訴えられるかといったらそんな簡単にはいかないと思いますよ。 一応、自分が見聞きした以外でも、このようなアメリカの現状を見聞きしている人はたくさんいるようなので、ちょっと挙げておきます。 レストランに限らずバーでも、「バーテンはチップのみが収入源」という発言。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q105890080 「まかないつきだけど時給なし」だとか「時給50セント」の発言。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q118417326 また、最低賃金というのは州によって異なります。アラスカというところは自分は行ったことないですが、アラスカの労働状況だとか社会状況は、ニューヨークとはまったく別世界であるように想像します。
Re^2: 時給の無い使用人 K28さん、こんにちは いろいろな情報をありがとうございます 最低賃金などの労働者問題に関してはトピずれになりますし議論するつもりはありませんが、 ちなみに私がアラスカに住んでいるのはこの半年ほどだけで それ以前は東海岸・西海岸・シカゴなどに計20年ほど住んでいましたので、逆にアラスカのことは良くわかりませんが他はわかっているつもりです けっしてアラスカのことを言っているのではありませんので・・・ たしかに多くのレストランは違法なことをしているのが現状ですが あまり酷いとすぐに訴えられたりIRSやINSに密告などされて多大な損害を受ける事にも繋がります そんなレストランをいくつも知っています 話を戻しますがチップに慣れない日本人が今回のチャーチルさんのようにいやな思いをされたり、反対にレストラン側がいやな思いをしたりする実態をたいへん残念に思います より多くの人に理解してもらい、気持ちよく旅をして欲しいと願っています
Re^3: 時給の無い使用人 ボルドーさん、こんにちは。 たしかにここでの議論からは外れてしまいますね。 レストランといっても、「レストラン」と呼べるところはまだちゃんとしていますが、そうでないところも含めていくと本当にいろいろな状況がありますね。 裁判に関して言えば全然別件でですが自分自身も訴えを起こした経験があるので、もちろん弁護人などを頼まずに自分自身で全部供述してお金をかけずに行なう方法も知っています。レストラン側も、訴えを起こされても済むようにうまくやっているところも多いのでしょう。難しいのは、チップだけであっても最低賃金を満たしていれば(あるいは満たしているように見せかけていれば)まったく合法になってしまうという点です。 チップというのは本当にややこしい問題ですね。 国によってチップの意味が違ってくるため、逆にチップなど必要ない国で、アメリカ人が大量のチップを置いていったりする光景もみられます。チップが当たり前になっているアメリカでは、それを理解していなくて不快な思いをする日本人と、日本人の行動によって不快な思いをするアメリカ人と、2種類のすれ違いがいつも起きてしまってますね。この部分が、少しでもお互いに理解できるようになっていくといいかと思います。
Re^2: 時給の無い使用人 K28さん、最低賃金に関して色々なケースがあるのですね。 チップについても税金が掛かるとのことですが、どれだけ貰ったか正確に申告できるのでしょうか?
正確に申告 クレジットカードで支払いをした場合は正確に記録が残りますのでごまかしようがありません しかし現金の場合は正確に申告できない、というかしない場合が多いでしょう 何故ならばそこから先、違法にお金が動くからです