11/07/06 08:27

クリシュナ

内蔵介さん、こんにちは
連日38度越えのLA、今日はちょっと涼しいですけど35度はあるようです。

> 英検1級を持つ先輩がアメリカでの旅先で、ベンチの隣に座った人と話が弾み・・・までは良かったのですが、やおら本を渡されて「XXX寄付してくれ」と寄付をせがまれ(宗教だったそうです)・・一瞬、言い訳に迷っていたら、反対側に座っていたアメリカ人が寄付を要求した人に文句を言い助けてくれた・・・と言う話をしてくれました。

(世界中に白人信者が多い)クリシュナ教の人たちでしょうね。
70年代、何人かクリシュナ教に出家した仲間たちも居たので、個人的には悪いイメージは無いのですが、数年前まで結構寄付金活動を盛んにやっていました(正式に許可を取って空港内でもやっていました)
非暴力的だし、論理的で人道的で基本的に『良い人たち』だから、余計に断るのも断りづらいですし・・・・。

僕も彼らと話をするのは好きなので、声をかけられると(最後に本を買ってくれと言われるのを承知で)良く話し込んでいました。
1971年にジョージ・ハリスンがプロデュースしてアップルがプレスした「ラダ・クリシュナ・テンプル」の話とか、原始共産制共同体の話とか・・・・
http://www.youtube.com/watch?v=B46rjU_q_cM
なかなか尽きないんですけど、切れの良いところで「ところで・・・この本を差し上げますので寄付を・・・」と出てくるんです。

『僕は』いつも、「僕はあなたたちと話をするのが楽しいんです。でも寄付をする気は無い。ただ、あなたはとってもいい人だから、断るのに忍びなくて自分の意思に反して$10寄付しようかと感じてしまっています(これ、本心です)。団体の活動資金が必要だという事は判ります。でも・・・・寄付しようと思っていない人たちが断りきれずに寄付してしまう、他人の良心に付け込む様な形で集めた・・・・そのお金を活動資金にするというのは、それって本来の活動の筋から外れていませんか?」
「70年代・・・僕らは畑を耕したり漁をしたり、アクセサリーを作って道ばたで売ったりしてコミューンを維持していました。ここに$10あります。あなた達の今の資金捻出方法が道に外れていないと信じるならこの$10お持ち下さい」

ほとんどの場合は、黙って立ち去りましたけど、たまに「本を買っていただくという形であって・・・・決して良心につけ入るような寄付活動ではなく・・・・」と、言い訳がましい話を始めると「本は要りません。言い訳も要りません。$10持ってって下さい」と僕の方から席を立つ事もありました。

いま、彼らは時々サンタモニカの3rd Street Promenadeでとっても綺麗な(聞き手の趣向次第ですが)演奏をしています。
オンラインで、クリシュナの本や楽曲も売ってます。
http://krishnastore.com/audio-om-45.html

やっぱり断りにくい形で寄付集めってのは、趣旨がどうであれ道に外れてしまいますよね。

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1件のコメント

  • クリシュナ教・・・私も声をかけられた経験があります。

    J@LAさん、おはようございます。

    >(世界中に白人信者が多い)クリシュナ教の人たちでしょうね。

    なるほど、Jさんの推測で、私の経験と同じであると今気づきました。

    私は八王子で日本人の信者さん(袈裟姿)に話しかけられたのですが、ビートルズファンであればクリシュナ教を知らない訳がありませんので、某統一教会ほど警戒しませんでしたしが、本をあげますと言われたとき「私は仏教とですので」とお断りしたので、引き下がってくれました。

    モルモン教の新人なら「デハ、アナタノ カミサマ トハナンデスカ?」と聞き返してくるところですが・・・あ、私モルモン教徒さんは好きですよ。

    アメリカ人の若者は、金髪で、さっぱりした髪型、自転車主体で、時々電車。
    しかもソッチの系統の趣味の男性なら尻尾を振りそうな美男子が多い・・・

    宗教や英会話教材の勧誘は、学生時代から慣れていますので・・・電車で隣に座ってくると、こちらに話しかけるタイミングを狙っているのがありありとわかります。

    で、先制攻撃・・・「あなた、モルモン教でしょう?」と話しかけると笑って「ヤッパリ、ワカリマスカ?」、「髪型と服装でね」、「イツモ、ジテンシャニ、ノッテイマスシネ・・」」と五月蝿く神様の話をしない人とは会話が弾みます。

    >やっぱり断りにくい形で寄付集めってのは、趣旨がどうであれ道に外れてしまいますよね。

    はい、しかもジョージハリソンの話題でちょっと盛り上がっただけに・・・残ねと言うか・・・

    話は飛びますが、私は小遣いに余裕が出てきて以来、欲しい音楽は99.何%、LPなりCDなりを購入してきました。

    収集癖が第一要因ですが、それでも、それがミュージシャンに対する対価だと思っていますので・・・ジョージハリソンのCDを買えば遺族に印税が入り、それをクリシュナに寄付するかどうかは遺族の自由。

    嫌いな宗教を信じているミュージシャンならCDなどは買わない方針ですが、例えばティナ・ターナー、私が彼女の信じる宗教が大嫌いなんですが、やはり彼女は歌手として素晴らしいので、ちゃんと買っています。

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