11/08/27 09:48

お店

ここ以外にもあるはずですが、このお店には確実にありますよ

http://www5b.biglobe.ne.jp/~brot/index.htm

「細雪」の中巻で列車が洪水で立ち往生したあたりです(立ち往生した列車があったことは事実)。買い物のついでに本を片手に散策なさってください...と本題である本の話につなげましたね。いや、たまたま偶然です。

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1件のコメント

  • Re: お店/ありがとうございます。

    メッセージのお返事もありがとうございました。

    『細雪』.....本棚から探さなくちゃ。
    実は比較的最近読んだばかりなんですけれど。

    若いころ、読んだときは退屈と思ったのです。
    けれども、加藤周一さんの批評を読んで新たに興味を惹かれ、再読したところ、年齢でしょうか、存外面白く、楽しく読み上げてしまいました。
    加藤周一氏の言は、これは、谷崎が戦争に突入しつつある日本の社会を惜しんで、戦争になってしまう前の日本の社会の一側面を、できるだけ忠実に写そうと、何とか言葉で残しておこうと、そういう意志の文学なんだ、というのです。だから、退屈でも我慢、みたいな(笑)。

    洪水のところも、もちろん読みましたが、うーん、そこまで細かい記憶は出て来ないです。
    ぜひ確かめてみます。


    ところで、『凱旋門』大部の小説なのですね。
    あれは、映画にもなって有名でしたが.....

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    11/08/27 22:47

    細雪

    わたしがこの小説に接したのは中学1年の時、担任の先生がホームルームで朗読してくださったのです、中巻のまさに洪水のシーンを。

    甲南女学校(女学園?)は今は市立本山南中学校になっています。わたしが子供の頃はまだその水害当時の校舎が残っていました。

    この女学校の出身の一人に作家の佐藤愛子がいます(その異母兄は「胸にしみる空の輝き...」の作詞家です)。愛子女史は当時近所ではかなり有名な可愛い子ちゃんだったようで、下校時には校門近くに彼女を一目見ようと言う(不良)中学生がウロウロ待ち構えていたとか。お隣の灘中の生徒だった「遠藤君」もその一人だったと聞きます。

    わたしの母はその水害の時は甲南女学校から浜側に1kmくらいの場所に住んでいて、歩いてわずか3分の家まで小学校から帰れなかったそうです。

    もしあのパン屋さんにいらっしゃったら(冬でなければ)アイスキャンディーの鈴木商店と(餡子嫌いでなければ)ナダシンにも行ってみてくださいね。