バンコク 2 バンコクパレスとゆうホテルについた時は、もう夕方になりかけていました。 あんなに早く家をでたのに半日以上かかるなんて!どうりでおなかがすくはずですw ホテルのまわりは都会なのに、そこらじゅうに屋台がでていていいにおいがしていました♪ とりあえずシャワーをあびて、これからどうするかかんがえました。 チェックインはファンさんが全部してくれたので問題なかったけど、これから最終日まではひとりで過ごさなくちゃいけないことが、ワクワクするのとおなじくらいこわくなってきました。 ホテルの近くにセブンイレブンがみえたので、とりあえずそこで何か買おうとおもって外にでました。 屋台でごはんを食べたらおなかをこわすっていわれてたけど、目の前で焼かれているやきとりや、タイ人がたべているラーメンのようなものをみると我慢できなくなってきましたw じ~っとみていたら、お店のおばさんがニコニコしながら、おいでおいでって手招きしてきました。 ちかづいていくと、りょうりをゆびさして「どれがいいの?」といっているみたいでした。 「ヒウマイ?ヒウマイ?」 おなかへった?といっているんだとすぐにわかりましたvべんきょうしといてよかった~! うなずくと、「ここにすわって」とゆうふうにいすをゆびさしました。 まわりにすわっていたのはすべてタイ人で、すごくはずかしかったけどみんなニコニコして私をみていました。 私がすわったテーブルには小さなこどもがすわってカキ氷をたべていましたw 「アローイ?」 と聞くと、ウンとうなづいてくれました☆ 言葉がつうじたことがほんとにうれしくて、バンコクの空気にとけていくきがしました。 しばらくするとあんかけご飯のようなものがでてきました。 「ニーアライカー?」 と聞くと、 「パッぺオヮーン」 といわれました。 ぜんぜん辛くなくて、中華料理みたいでおいしかったです☆ 氷のはいった水もだしてくれたけど、私が 「ごめんなさい、のめません」 と困った顔をしていると、クーラーボックスからペットボトルの水をだしてくれました。 きっと私とおなじような人がいたんだなぁ、たすかりました。 それから1時間くらい、おばさんとまわりのタイ人にいろいろ質問されたりタイ語をおしえてもらったりと、たのしい夕食でした。
バンコク 3 翌朝、6時に目が覚めました。 昨日はくらくなるまでお話をして、ホテルに帰ると9時にはねむってしまいました。 しらないうちにつかれていたのかなぁ? どちらにしても、夜は出歩かないときめていたのでちょうどよかったですv 朝食がついていたのでホテルのレストランでたべていると、きのう一緒にきたご夫婦があとからこられました。 「おはようございます、きょうはバンコクを観光するの?」 あいさつしてから、 「はい、でも行きかたもよくわからないのでこれから駅に行ってホアランポーン行きの時間をしらべてきます」 すると奥様が、 「私はタイは初めてなので今日はバンコク観光しますけど、よかったら一緒に行きませんか?女の子一人は危ないでしょう?」 と言ってくださいました。 ご主人も、 「もしよかったらそうしなさい、おせっかいになるなら無理はしなくていいですよ」 実はとても不安だったのと、とてもやさしいご夫婦だったのでぜひおねがいしますといって、ご一緒させてもらうことにしました。 8時にロビーでお二人に会うと、タクシーが用意されていました。 私は列車のつもりだったのであせってしまい、いくら払ったらいいですか?と聞くと、 「二十歳のお嬢さんと割り勘するほど困ってないので気にしなくていいですよ、タクシーに乗るのに二人も三人も代わらないから」 と、笑われてしまいました。 いちばん最初にワットアルンに行くことになりました。 バンコクで、私がいちばん行ってみたかったお寺に最初に行けることになってドキドキしてきました!
バンコク 4 渡し舟に乗ってワットアルンに着くと、朝早いのに観光客でごったがえしていました。 やっぱり人気あるお寺なんだな~ 三島由紀夫とゆう人の小説で有名らしいけど、私は読んだことがありません。 ただ、仏塔にはりつけてある青磁?陶器?のひとつひとつが可愛いのと、仏塔の中にはむかしの偉いお坊さんの骨が入っているとゆうことに感動しました。 ただ、あまりの観光客の多さとお土産やさんで大声をだしている団体(タイ人?中国人?)さんに圧倒されて、お寺よりも渡し舟から見るチャオプラヤー川の方が素敵に見えました。 もちろん私もそのうちの一人だからしかたがないんだけど。 それから王宮やワットポーを見ましたが、どこも同じような状況で(時間がたつにつれ、もっとすごくなってた!)だんだんつかれてしまいました。 (おかしいなぁ~、ドキドキ感がどんどんなくなっていくような...) お昼すぎに一度ホテルにもどってしばらく考えてから、私がしたかった旅をしようと思いました。 1週間しかないタイ旅行、昨日の屋台での出来事のように、現地の人たちともっとふれあいたい。 (うん、やっぱりホテルにいるより今日のうちに行っちゃおう!) そう決めると、荷物を半分に減らしてマッカサン駅へと向かいました。 海外での鉄道初体験と、ずっといきたかった場所、アユタヤに行けることが消えかけていたドキドキ感を呼び戻しました。