バンコク 4 渡し舟に乗ってワットアルンに着くと、朝早いのに観光客でごったがえしていました。 やっぱり人気あるお寺なんだな~ 三島由紀夫とゆう人の小説で有名らしいけど、私は読んだことがありません。 ただ、仏塔にはりつけてある青磁?陶器?のひとつひとつが可愛いのと、仏塔の中にはむかしの偉いお坊さんの骨が入っているとゆうことに感動しました。 ただ、あまりの観光客の多さとお土産やさんで大声をだしている団体(タイ人?中国人?)さんに圧倒されて、お寺よりも渡し舟から見るチャオプラヤー川の方が素敵に見えました。 もちろん私もそのうちの一人だからしかたがないんだけど。 それから王宮やワットポーを見ましたが、どこも同じような状況で(時間がたつにつれ、もっとすごくなってた!)だんだんつかれてしまいました。 (おかしいなぁ~、ドキドキ感がどんどんなくなっていくような...) お昼すぎに一度ホテルにもどってしばらく考えてから、私がしたかった旅をしようと思いました。 1週間しかないタイ旅行、昨日の屋台での出来事のように、現地の人たちともっとふれあいたい。 (うん、やっぱりホテルにいるより今日のうちに行っちゃおう!) そう決めると、荷物を半分に減らしてマッカサン駅へと向かいました。 海外での鉄道初体験と、ずっといきたかった場所、アユタヤに行けることが消えかけていたドキドキ感を呼び戻しました。
マッカサンからホアランポーンへ マッカサン駅に着いてホアランポーン行きの列車は、今まさに出ようとしていたところでした。 あわてて駅員さんにチケットはどこで買えばいいのか聞いてみると、 「トレイン!トレイン!」 と、列車を指差しています。 たぶん、時間がないから中で買いなさいっていってるんだとおもって列車に飛び乗りました...といいたいのですが、列車についている階段と地面の段差がすごく離れているのとあせっていたせいで踏み外してしまい、おもいっきりこけてしまいましたw (あ~、いた~い...あっ、すねから血がでてる!) 駅員さんが走ってきて背中をおしてくれてなんとか乗ることができたけど、いたいのと恥ずかしいのとで泣きそうでしたw 車内は満席にちかくて、私は車両と車両の間に(乗降口)すわっているタイ人のまねをすることにしました。 (すごいなぁ~、自動ドアじゃないんだぁ...あっ!ハンモックで寝てる人がいるw気持ちよさそ~♪) それにしてもスピードがゆっくりで、ときどき駅じゃないところで止まったりするのは何でだろ~?でもこのスピードなら万が一落っこちても大丈夫だなぁ☆ しばらくすると後ろにたくさん人が並びはじめたので、もうすぐホアランポーンだとゆうことがわかりました。 (あれ?でも、お金はらってないけど???着いてからはらうのかなぁ) ホアランポーンに着いて人の流れについて歩いていってもお金をはらう場所はなくて、結局、無賃乗車してしまいました。 駅員さん、ごめんなさい!
ホアランポーンからアユタヤへ ホアランポーンは少し古いようでいて、でもそれがすごく歴史をかんじさせる素敵な駅でした☆ 駅の中には、教えていただいたとうりおいしそうなお菓子屋さんやドーナツ屋さん、コンビニ、フードコートもありました。 インフォメーションで次のアユタヤ行きの時間をたずねると、2時過ぎの列車がもうすぐ出るよといわれ、おやつはあきらめることにしました泣 窓口で買ったチケットは15バーツ。 教えてはもらっていたけどこんなに安いんだぁ! こんどはこけないように、しっかり足元に注意して列車に乗って、陽のあたらない方の席にすわりましたv それから、教えてもらったようにアユタヤに着いたらわかるように、まんなかあたりの車両にしましたv (今からだとアユタヤに着くのが4時かぁ。YH予約してないけどあいてるかなぁ) すこし不安になっていると、ガタン!と音がしてゆっくりと列車が動き始めました。 列車は混んでいましたが、私の向かい側の席には誰も座ろうとしませんでした。 何でかなぁとおもっていたら、シートがこわれてたんですw 何度もタイ人がすわろうとしては何か言って別の席をさがしにいきます。 そのうち、日本人らしき男の子2人組が席の前で止まりました。 「日本人ですか?」 と言われ、 「はい」 と言うと、 「わぁ、よかった~!ここ、空いてます?」 「はい、でも、こわれてるみたいですよ」 それでもいいと斜めにグラついているシートに足をふんばってすわると、 「一人で来たんですか?スゲェなぁ!俺達2人で来て2日間カオサンに泊ってきて、今日アユタヤに泊るんすよ~。アユタヤいくんすかぁ?ゲストハウスどこに泊るんすかぁ?カオサンはどこに泊ってたんすかぁ?」 言葉の洪水でしたw 機内で会った人もそうだったけど、やっぱりカオサンロードとゆう街は有名でみんなが泊るんですね。 やっぱりカオサンに泊ったほうがよかったのかなぁ... 私がタイに来るまでの経緯を話すと、思いっきり笑われてしまいました泣 「初めてにしてもそこまでビビんなくても大丈夫じゃねぇ?あ、でも、九州からだし、女一人だからソノ人達からからかわれたんじゃねぇの~?だってツアーで来るとこじゃないっしょ、タイって。多分、オッサンが団体で来て女買う時だけホテルに泊るんじゃねぇ?」 ショックでした。 なんにも分からないからEAVOおじいちゃまにご心配いただいて、ツアーに変更して、みなさまから安心してもらったのに、これで2回目です。 話の経緯を話しているうちに、アドバイスをいただいたみなさまに対しても否定的だった2人にだんだん嫌になってきました。 でも、2人が初タイだとゆうことだけが私の自身にもなりましたw だって、私にはみんながついていてくれるからv 後でこの二人と同じゲストハウスに泊るとは夢にも思いませんでした。