新しい宿

かなり大雑把に書くと、台北は1990年までは古いホテルばかりでした。
これが2000年以降様変わりし、お洒落で快適な、しかも適正価格の
宿が増えました。団体はほとんど泊まらない（小グループはある）し、
新しいくせに安っぽくないホテルに泊まるのが、台北ではお勧めです。

台北站近くなら、君品と言いたいのですが、ここは狭いのが難。
もっと難は、それなりに高いこと。でも、ハードだけでなく、ソフトも
抜群に良く、客の要望をテキパキとこなしてくれます。

城市商旅は悪くないのですが、站からは遠いのが難。周囲の環境は
好きです。でも4名ならタクシーを使うほうが楽です。値段も大差ない
か下手すれば、却って安い。

大倉なんか中山站に近いし、新しいのですが、高い・・・。
日航系の老爺大酒店も古い宿ですが全面改装して、古さを感じさせなく
なりました。日本語対応は抜群に良いし、悪くはないのですが、
古い宿の最大の欠点、、電源がない・・・は許せない。でも、
ここの良い部屋は良いですよ。以前、良く使ったのが、有名煎餅屋が
経営している神旺商務です。でも站の近くからすると外れるでしょう。
しかし、ハード、広さは及第点、ソフトもかなり良く、路上階に
誰でも使えるラウンジみたいなものがあります。
中山站近くなら天閣酒店南西。悪くはないが、最上級クラスでないと
（それでも手頃）閉塞感が凄い。一見するとホテルとはわからないのも
面白い。

台北站の隣の善導寺になり、そこで有名なのは超古いシェラトンですが、
そこではなく、和逸‧台北忠孝館です。誰でも使えるラウンジがあり、
ちょっと休むには便利。ただし、ジュースの加糖が強すぎる・・・。

幹線である板南線沿線と淡水線でなければ、最近、台北捷運は充実したので、
選択肢は増えますが、ある程度地理が頭に入っていないと、わからないでしょうから、
予算等やハード（私は後者に拘ります）に好みがあり、台北站に拘らなければ、知って
いる範囲で答えられます。

まだ、ハイシーズンなのですが、北投温泉なんか良いですよ。東京から熱海、湯河原
なんてものではなく、精々川口、恐らく、川崎、三鷹あたりの感覚です。

上にも書いたのですが、4名ならタクシーを上手に使うことで、必ずしも站前で
ある必然性がなくなります。

私の宿に対する条件は、
団体が泊まらない、
小規模でも大陸人客御用達は避ける（これは泊まってみないとわからない）
真に新しい（古い宿の厚化粧はむしろ多い）宿
日本語対応は全く考慮しないが、ホテル基準を身につけたスタッフが居て、きちんと仕事を
するデザイン系でも過度ではなく、逆に重厚なのは苦手（君品はこのあたりを上手くこなして
います）
朝食の質が良い（他は問題ないが、これだけはダメなのは少なくないが、そのさいには
外で食べることに徹する）