とても残念な思いをしたので、お知らせします。
私は、タイのスワンナプーム空港から、thai air asia という航空会社を利用し、カンボジアのプノンペンに行きました。
朝7時頃の出国のため、5時半には空港へ着きチェックイン後、両替し、出国審査へ臨みました。ところが、出国審査場が大変な混雑で、並ぶこと約50分。タイ人の友人が先に出国出来たため、「時間が迫ってきたので、何とかして欲しい。」と審査場にいた女性に頼んでくれたところ、「飛行機は待ってくれるから、並んでいて大丈夫。」という返答。
また、先に搭乗した他のタイの友人数名は、航空会社のクルーに待ってくれるよう懇願してくれていました。
やっと出国審査が終わり、駆け込んで搭乗口へ行くと、飛行機はもう出てしまっていました。10分の遅刻でした。結果、出国キャンセルとなりました。
航空会社の受付女性によると「呼び出しました。」との事。放送は聞こえませんでしたので、本当がどうか分かりません。
審査場で「大丈夫」と言ってくれた女性の元へ航空会社の女性と向かうと、審査場の女性は「何で呼びに来ないの?チェックインしたお客さんを置いて出るのは無責任じゃないの?」と航空会社の女性を責めまし
た。
航空会社の女性は「呼びに来ても、あなたがブースに入れてくれないじゃないの?」と言い出し、しばらく女性同士の口論を聞くこととなりました。
9時50分に航空会社のマネージャーが来るから、ということで空港内のカウンターへ誘導されました。誘導されている途中、「私達は人数が少ないので、あなたを呼びに行けなかった。」と航空会社の女性は言いました。その言い訳に更に腹が立ちました。
マネージャーという航空会社の女性には、大変粗悪な応対を受けました。「本来なら、また航空券を買いなおしてもらうけど、半分にしてあげる。行くの?行かないの?早く決めて。お金を払ってもらわないと、席が埋まってしまうかもしれないから。」と眉間にシワを寄せて言われました。他にも、面倒くさいなぁ、という態度で色々言われましたが、早口で聞き取れませんでした。恐怖さえ感じました。
私の隣では、同じような境遇のタイ人男性とその母親が立っていました。
タイは「母の日」で、息子さんが母をシンガポールへ招待した、との事。母親は始めての海外旅行で、とても楽しみにしていたのに、飛行機に乗れなかった、とチケットを買いなおしていました。とても気の毒。
行くべきか行かざるべきか、私は迷いましたが、カンボジアで待っている友人を思うと、行かないわけにはいきません。
悔しかったのですが、再度チケットを買い、14時50分の便まで待ち、プノンペンに向かいました。
しかし、旅行中、そして日本に帰国した今も、気分は最悪です。国の玄関口である空港内で、しかも広告を沢山打っている航空会社にあのような粗悪な応対をされるとは、夢にも思いませんでした。
広い空港をあちこち連れ回され、マネージャーという立場の人が「それは脅しですか?会社を代表して発言しているのですね??」と思えるような応対をする航空会社。無駄な時間も費やしました。もし、日本の航空会社だったら、どんな応対をするのだろうと思いました。国民だけでなく、外国人にもあのような態度をとっているのなら、恥ずかしいと思いました。快適な旅行を期待している乗客に、なんて不適切で不親切な対応をする会社なんだろう、同時に国民性も疑いました。
赤い制服を思い出しただけで、不快な気分になります。
異国の地であったが故に、ここに書き込む事くらいしか出来ません。
今後、私のような思い出を作る方が出ないように。