アユタヤ 52 ライトアップツアー 屋台の電球で明明と照らされていたのは、しょうゆ色に料理された......4種類ほどの...虫...でした..。 「.....!!」 声が出ませんでした。 バッタと芋虫とメスのカブトムシのような虫たちが、こんがりと光っているのです! 「ハッハッハッ! 気持ち悪い? 気持ち悪いよね~w でも、けっこう旨いんだよなぁ、これ。 えびせんみたいな味がするんだよ、チャレンジしてみる?」 「い!..いえ...私は遠慮しておきます...」 Kさんの背中にかくれるように、恐る恐るもういちど見てみると、やっぱり...虫でした... 「そりゃ~無理に決まってるじゃないですかあw 僕らでも最初はビビりましたもんw でも食ってみたら旨いんですよね、俺、バッタ食おうかな~」 「エーッ!? S君食べたことあるのぉ!?」 「あるよ~w AさんとKさんに無理やりw でも、イケるよこれ。 芋虫はさすがに無理だけど、バッタから始めたら大丈夫w」 「そうそうw 俺なんか、芋虫OK!」 T君まで... 「タイの田舎なんかでは昔っから食べられてるみたいだよ、虫って。 よくさぁ、TVでやってるじゃん、貴重なタンパク源だったってw 日本でも、信州とか山の中では昔から食べられてるからね~、浅草でもイナゴの佃煮売ってるし」 「えっ!? 日本でもあるんですか!?」 私が驚いていると、Kさんは自信満々に、 「そうだよ、蜂の子なんて生きたまま生で食べちゃうんだから。 だって、ナマコなんて生でで食べる人種は日本人しかいないんじゃないかな~。 牡蠣なんて、初めて食べた人ってノーベル賞ものだよねw」 そっか~....そう言われてみたらそうだなぁ。 「Kさん、それAさんの受け売りじゃないっスかぁ~w?」 T君が横から口を出すと、 「あ! バレた~? 当たり前じゃんそんなの~w 食べ物の事は、ぜ~んぶ受け売りw」 やっぱり....w 「俺たち少しずつ買ってかえるからさ、もしアレだったら後でチャレンジしてみたらw?」 「あ....ありがとうございますw...」 う~~っ....なんとか食べずにすんだぁ~....ホッ。 「ここら辺は、バスターミナルを中心に大きくなった場所らしいんだ~。 ボーコーソーって言うんだけど、バス停の事もボーコーソーって言うからさー、ボーコーソーっていっぱいあるんだよ。 GHに泊るバックパッカーはコッチ側にはあんまり来ないけど、ツアーでホテルに泊ってる人はコッチに泊る人がけっこう多いんだよ、ほら、向こうに大きいホテルがあるでしょ? あそこがアユタヤグランドホテル。 ツアーできた人もそうだけど、日本から派遣されて仕事できた人もいっぱい泊ってるみたいだね」 Kさんが指差した方向に、キラキラとした大きなホテルがありました。 とても高そうなホテルです。 「そんな感じだから、このホテルの周りに、日本人の駐在さん向けの居酒屋とかスナックとか、ちょっとエロいマッサージ屋とか増えちゃったんだろうねw ほら、飲み屋の店の前にキレイなお姉さんいっぱい座ってるでしょ? あの客待ちのお姉さんたち、全員田舎から来た売春婦だよ」 正直言って、そんな予感はしていました.....。 だって、みんなセクシーな服を着て、キレイ過ぎるくらいの体型で....。 「でもね、あの子たち、ほとんどが田舎に子供がいたりするシングルマザーだから、日本人客が本気で恋するとバカを見るってAさんが言ってたけどねw」 「何でシングルマザーばっかりなんですか?」 「タイ人って、恋愛したらすぐ子供作っちゃうらしいよw 要するに避妊しないかそこまで考えてないか。 俺も初めて聞いた時は『そんなの人それぞれでしょ』って笑ってたけど、マジらしいねw そこは日本人的に理解しようと思っても無理だよ」 ふ~ん......何か、つらい話だなぁ... 「だって、ソレ目当てで来る奴も多いだろ? あの2人組みもそうだしw 出張で来て必ずそんなとこを楽しみにして行くオッサンだっていっぱいいるよーw」 そう言えば、あの2人も出会った列車の中で、『ツアーで来るやつなんか女を買いに......』って言ってたなぁ.... でも、自分たちもそんなことしようとしてたくせに...... 「でもね、のんちゃん! 俺、その人たちの気持ち、分かるよw だって俺たち、男だから。 俺だってそんなとこ行った事無いかって言われたら、あるからねw それでとやかく言えないけど、ボッタクリとか性病とかに引っかかるのは、自分の責任.....ん~.....日本人の責任だと思うよ」 「......」 「だって、それで生活して、仕送りして、家族を養ってる人もいるわけだからね。 本人たちも、もっといい会社に就職できるならとっくにしてるんだろうし。 だからって、売春がいいって事ではないけどね。 需要と供給がある限り、こんな事は無くならないしね」 分かるような分からないような...
アユタヤ 53 ライトアップツアー よくわからない気持ちのまま、繁華街をうろうろと散歩しました。 福岡の中洲にもよくあるような名前のお店が、日本語でズラリと並んでいます。 お店の前には必ずきれいなタイ人のお姉さんが5~6人座っていて、『イラッシャイマセ~』と声をかけてきます。 私が一緒にいてもお構いなしで声をかけてくるので、だんだんおもしろくなってもきましたw 高級和食店もありました。 表に出してあるメニューを見ると、何でもあるんですねぇ~、お寿司からカレーまでw タイで働いてる日本の方たちは、助かるだろうなぁ~♪ 果物屋さんもありました。 タイのフルーツは色がとてもきれいです! それに、値段がとても安いので食べてみたくなります。 Kさんが、 「買って帰って、宿でカットしてもらったらいいよ」 と言うので、ドラゴンフルーツを1つ買ってみました。 すごいピンクですw ピンクのパイナップルみたい。 日本のスーパーでも、果物をおいてある場所ってすごくいい香りがするけど、タイの果物屋さんは独特の香りがするんですねぇ。 甘~いのと、くさ~いのとw 「.....Kさん、何か、くさくないですか?」 「あぁ、ドリアンじゃない?」 Kさんが指差したものは、ココナッツの実くらいの大きさで、触ると痛そうなトゲがびっしりと生えています。 「どんな味なんですか?」 「ん~.....モノにもよるらしいんだけど、俺が食べたのは安物だったからねw それから食べたことないんだけど、Aさんが言うにはドリアンにも種類があって、それによってネットリ感とか香りも味も違うんだって。 アノ人、のんべぇだから滅多に食べないって言ってたけどw」 「甘いもの、嫌いそうですもんねw」 「違う違う! 酒飲んでドリアン食べたら大変なことになるらしいよ。ひどい人になると死んだりするんだって」 「えーっ!? 何でですか?」 「分かんないけど、食い合わせが悪いんだろうね~」 ドリアンとお酒かぁ.....日本でも同じような話を聞いた事あるけど忘れちゃったなぁ。 でも、どうなっちゃうんだろう?
ドリアンは臭くても問題なく日本に持ち込める果物の一つです(乍にしてタッパーに入れて) タイでも乗り物やホテルでも持ち込めないところもあるみたいだよ。 不思議なのは成田の検疫でドリアン入りのタッパーを見せても何ら問題 なくもちこめる。 考えるに、乍にすると種子や害虫の心配がないので許可されるのだと、それとも蓋を開けると空港中に臭いが充満するので係官が敬遠しているのかも。 家でたまに家内が、「高かったー」などと言いながら買ってきて、下で(1階で)切る?割るというか、上(2階)まで臭いが充満して大変、ドリアンはにおいを嗅ぐまえに食するのが秘けつ、結構旨いよ(若者言葉なら結構ヤベーと書くの?)。 もちろん試しただろうけど、タイでは年に何人か落ちてきたドリアンが頭に当たり死んだ、などと都市(田舎)伝説があるけど直撃だと痛そ。 のん、爺が書いていることが「痛い」などと言わないで読んで。 ライトアップのところで色々と書いたのだけど、新しいノートPCでタッチパッドでドラッグしていたら消えちゃった、爺には新しいビスタの使い勝手がまだまだ・・・ ではまたね。
女房を質に入れても食べたいフルーツの王様 と、昔から東南アジアでは有名な高級フルーツです。当然、食べたと思うけど、臭いと正反対に甘いこってりしたシュークリームのような味は、王様にふさわしい究極のフルーツです。今もかなり高いけど昔は庶民には手の届かない値段で、奥さんを質に入れても食べたいと思ったのでしょう。マレーシアやシンガポールでは今も高いです。タイで食べたのは昔なので値段を忘れましたが。 ガイドブックや掲示板で知った臭いだけで敬遠して、食べず嫌いの方が多いのはもったいない話です。一度食べたら、病み付きになった人も多いです。
アユタヤ 54 ライトアップツアー 天ぷらとすいか? ウナギと梅干だったかなぁ、おばあちゃんが昔言ってたような気がするけど......どっちにしても不思議だなぁw Aさんに聞いて、おすすめのドリアンに挑戦してみよおっと! 「Aさんって、タイ博士ですよねぇ~w」 「ハハハ、そりゃ長いもん! アノ人のタイ歴はw でもみんなラッキーだよね、アノ人と出会って。 だってAさんといたらガイドブック要らないからねw 変な奴寄って来ないし」 「きっと、世界中にAさんみたいな人がいるんですよね、何かの巡りあわせで」 「かもねw 俺もアジアばっかり旅してるけど、まだまだ人に世話やけるほど現地にベッタリって旅してないし、そんな時間も取れないしなぁ....結局ほら、仕事を辞めるしか長期旅行って出来ないじゃん、日本人って」 そっかぁ....そうだよぅ.... 「Aさんは主に海外で働いてるコックさんだからさ、契約の合間に1ヶ月とか旅行出来るけど、俺たちは普通無理だよねw」 「えっ!? Aさん、海外で料理してるんですか!?」 「アレ? 知らなかった? Aさんアメリカでシェフやってるらしいよ」 「知りませんでした.....すごいなぁ。 そんなこと一言も聞いてませんでした....」 「どこで働いてるかって、のんちゃんが聞かなかったからだよw アノ人、聞かれた事しか話さないからw」 ますますすごい人だなぁ、Aさんは..... しばらく歩いて、さっきのお父さんの店に戻りました。 Kさんが言っていた通り、店には旅行者っぽくない作業服を着た日本人のお客さんも3人ほどいました。 「おお~ぅ! おかえり、どうだ、楽しかったか?」 まるで実家の近くのおじさんのように、お父さんは迎えてくれましたw 「お父さん、また酔ってるんですか? あ! オーナーも飲んでる! 帰り、飲酒運転じゃんw」 宿のオーナーは、店に残ってお父さんと飲んでいたようですw 「マイペンライ、マイペンライw ダイジョブ、ダイジョブw」 「ダメだよ~w 今日はのんちゃんいるんだから~」 「お! のんちゃんって言うのか、そうかそうか、よく来たな、のんちゃん。 タイは初めてか? ま、こっち座れw ここに若い女の子なんて滅多に来ないから、今日はお父さんがいろいろサービスしてやるからな!」 タイに来て3日目、日本にいたらこんなに簡単に人との出会いって無いのに、外国って不思議です。
タイの印象など(一部) Nonさんいきなりディープなタイ旅行でしたね。 自分も特異な食べ物、ダメそう~。 でも、エビの唐揚げとかイケる方なので、食べると案外大丈夫なのかもしれません。w めずらしいものといえば焼きバナナを見たくらいでしたよ、チャオプラヤー川を渡る前に。 バンコクの寺院は現地で現地のガイドさんチャーターしたのですが、 (フロントの人は日本語ガイドをすすめていたのですけど、ケチった...?) インドにもルーツのあるような女性ガイドさんとのことで、インターナショナルだなぁという感慨。 そういえば、市内の空港バスのバス停(サラデーン、シローム地区)に降りた後、宿までの道を教えてくれたのも通りすがりの西洋人の男性でした。 日本語もしゃべれてたので、思わず付いて行きたくなっちゃいましたよ、あの時は。 タイにいる西洋人はアジア人にもフランクな感じで好感度が高かったです。(たった一人の印象なんですけどね) アユタヤへは現地で日帰りバスツアーを手配。 電話応対の現地日本人(男性)も特筆に値するくらい感じが良かったですよ。(何なんだタイのこの人あたりの良さは!?) 帰りは食事付きのクルーズというもの。 同じタイ旅行でものんさんの旅とは大分違うけど、これも良かったですよ。 宿泊はサービスアパート。 タイ独特な感じがしたのであえて。 楽しかったですよ!子どもと一緒だったのですけどね。 のんちゃんとは歳が近いけど、一人旅なんかまだまだって感じです。 のんたん見習わせようかな(って言っても歩き方掲示見てないんだ、これが。) 最初の頃の書き込みにありましたが、プミポン国王の肖像画のお出迎えがすごく印象的でしたよね! 同じ感慨で、うれしかったのですが、写真なんか見直していて出そこないました。(まぁ、出なくて良かったとは思いますがw) では何故今かというと、実は今、旅行中なのです。 宿に無線LANが設置されてて客室で自由にインターネットが出来て快適なので記念カキコです。 (この宿、リラックスルームに7台マッサージチェアーがあったりして、すごい楽しい) 団体さんが宿泊しているにもかかわらずお風呂も貸し切り状態だったし。 ホテル情報に書こうかな。(て、観光客がわざわざ来るようなところではないが。) もう読み直すの無理。へろへろ書き逃げ@鹿児島 バンコクへ(一部プーケット)。国王の写真があります。 http://web.mac.com/euco_july/iWeb/Tours_Euco/Thailand2.html おばちゃんも難しい問題はわからないわ... -ノン・タイ・リピーター- 印象は一度でしとめるぜ
サービスアパート? Eucomis sp.さま、こんばんは~☆ レスありがとうございまーす♪ ひょっとして、海外ってタイにいるんですか? いいなぁ~、私も眠る前に毎日タイでの日々をおもいだしています。 ところで、サービスアパートってどんなアパートなんですか??