私は米国銀行系カードに付帯している保険を『していたはず』で渡米し現地で保険対象外として扱われ提携保険会社担当者に散々な対応をとられ帰国し現在精密検査中です。
ゴールドカードサービスガイドという小冊子で海外旅行保険について調べました。詳しいサービス内容については利用手引きで確認をしろということだったのでコールセンターに請求をし内容を確認して渡米。
個人旅行で滞在4日目に脚を痛め5日目あまりの痛みで歩行不能になり病院へ行きたいと海外のサポートデスクに連絡。すると私は保険対象外であることが判明。
痛みで朦朧としている状態で滞在5日目まで無保険でいたことのショックでパニックでした。しかもカード会社の保険に対する窓口は平日10時から17時。最悪な事に週末にあたってしまったので24時間以上の返事待ち、待っている間日本の家族や友人は何か手段は無いか動いてくれましたが良い結果は得られず、滞在先で痛み止めを飲み耐えていました。しかし連絡がなかなか来ない!やっと連絡が来たら経過をしらないスタッフから伝言を読むような返事だけ。話にならないので責任者と話をさせてもらいましたが、これが最悪!のらりくらり。他人事。結局帰国前2日間は徹夜で返事待ちでしたがきちんとした対応無しでした。
問題点は『保険サービスの利用手引き』に『掲載されていない保険対象外』の項目があるのです。これに私は該当したのです。
このカード会社が提携している航空会社のマイレージを何年も貯め今回の旅行で航空券として利用しての旅行でした。発券手数料、消費税をカードで支払いました。これが対象外になるのです。現地でもケガをするまで交通機関費用をカードで決済していなかったので保険対象外。
しかし、2月からいろいろ調べていていましたが無料航空券が対象外になるという情報は入手していませんでした。
帰国して検索してみるとウソのようにサイト上のマイレージ利用の航空券は対象外という文章が掲載されているではありませんか!
でもカードのサービスガイドに詳細は利用手引きで確認しろと言っています。この利用手引きには掲載されていません。これは保険会社も認めています。しかし、私が話をした責任者は『掲載されていない条件もあるんです。』『紙面に収まりきれないんです』と信じられない事を次々言い始めました。この手引きはA3の用紙両面の内容です。
そして、カード会社の言い分は『対象になる条件を知りたい人と対象外になる条件を知りたい人の両方への情報を提供するのは難しい』『何万通りの組み合わせになる』等です。
もちろん交渉は平行線をたどっています。しかし、日本はまだ国民全員がネットにアクセスできる状態ではありません。携帯電話だって100%普及しているわけではない状態です。このような状況でサービスガイドや利用の手引きのような紙面で確認するのが納得いくまで読む。読み直す。というのが確実だと思うのが普通ではないでしょうか。極端に言えばネットの情報は発信者側がいつでも都合の良いように書き換えられます。
しかし保険会社もカード会社も掲載されていない事実を認めながら私が悪いだから保険対象外という返事です。
情報を得たい人に平等に情報を提供する責任は彼らに無いのでしょうか。
利用手引きを請求する際コールセンター担当者と話をした際、私は「発券手数料をカードで支払ったので大丈夫ですね。」と言ったのですが、カード会社は『マイレージを使った航空券』と言わなかったのが悪いとまで言うのです。要するに聞かれた事にしか返事をしない。隠してはいない。聞かなかっただけだ。ということのようです。
これからゴールデンウイークもありカード付帯の保険を利用する方は多いと思います。くれぐれも気をつけて下さい。特にネットを利用しないご家族の旅行。カスタマーサービスに問い合せをしたら必ず対応した担当者、日時を控えて下さい。ちなみに私の利用しているカード会社は音声で通話記録を保存しています。そして、しつこいぐらい詳しく説明をし確実な返事を入手して下さい。
とにかく家を出て電車の初乗り、バスの乗車券、200円でもカードを利用して下さい。
何よりも健康に旅行を楽しんで下さい。
そのためにもカード付帯海外旅行保険にはくれぐれも注意してください。